<南シナ海問題>米比軍事演習がスタート、中國を激怒させる可能性も=演習內容に「領土奪還」―海外メディア

Record China    2016年4月5日(火) 11時10分

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4日、フィリピン?マニラで米比両軍による合同軍事演習「バリカタン」が始まった。同演習は南シナ海への進出を強める中國の動きを背景にしたものと思われ、米比両軍合わせ9000人とオーストラリア軍から約80人が參加し、15日まで演習が行われる。資料寫真。

2016年4月4日、フィリピン?マニラで米比両軍による合同軍事演習「バリカタン」が始まった。同演習は南シナ海への進出を強める中國の動きを背景にしたものと思われ、米比両軍合わせ9000人とオーストラリア軍から約80人が參加し、15日まで演習が行われる。環(huán)球時報が伝えた。

今回の演習について米比両國は「特定の國を念頭に置いたものではない」としているが、フィリピンの國際問題専門家は、「演習は南シナ海で影響力を拡大させている中國を念頭に置いたもので、演習で使用される兵器から判斷すると領土防衛(wèi)が演習內容と思われる。演習は米比の盟友関係の強化と『有事に備え中國に対抗する準備を整える』というシグナルを発している」と指摘している。

こうした見方は各國メディアで見られており、米軍事専門紙ディフェンス?ニュースは同演習が中國の存在を想定したものであると報じ、ロイターは「今回の演習には仮想敵から領土を奪還する內容も含まれており、中國を激怒させる可能性がある」と伝えている。(翻訳?編集/內山)

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