2016年4月5日、韓國(guó)?東亜日?qǐng)?bào)はデート相手をまるでアルバイトのように金で雇う韓國(guó)の大學(xué)生について報(bào)じた。韓國(guó)各地でも桜が満開(kāi)となるなどお花見(jiàn)に絶好の季節(jié)、SNSにはお花見(jiàn)デートの相手を報(bào)酬を提示して募集する書(shū)き込みが増えている。

SNSの中で一緒に映畫(huà)館やカラオケに出かける相手を募集する書(shū)き込みは特に珍しいものではない。しかし、最近は具體的な日當(dāng)や時(shí)給を提示した上で1日限りの戀人を「雇う」人が増えている。ソウルの大學(xué)に通う樸さんが先月末、自身のフェイスブックに掲げた「勤務(wù)條件」は、「一緒に花見(jiàn)に行き、食事を取り、寫真を撮る」。日當(dāng)は5萬(wàn)ウォン（約5000円）で、ただの友達(dá)に見(jiàn)えないよう「手をつないでほしい」との希望も付け加えた。そして屆いた20余りの応募の中から相手のプロフィールや寫真を確認(rèn)し、一番気に入った女性と市內(nèi)のお花見(jiàn)に行く約束を取り付けた。

女子大生の金さんも、SNSの大學(xué)掲示板でお花見(jiàn)デートの相手を募集した。韓國(guó)の最低時(shí)給6030ウォン（約600円）を払うとの書(shū)き込みに、1日で1000件を超えるコメントが付いた。金さんは「忙しくて誰(shuí)かと付き合う機(jī)會(huì)もないし、新しく人を紹介してもらっても付き合い続けるのが難しい」とし、時(shí)給の負(fù)擔(dān)については「どうせ人と付き合うにはお金がかかる」と淡々としている。また、SNSは相手のプロフィールや友達(dá)リストを見(jiàn)れば性格や學(xué)歴も分かるので、相手を選ぶには好都合のツールだという。

こうした現(xiàn)象についてある専門家は「親に過(guò)度に依存して育ち、人付き合いの苦手な大學(xué)生が増えたため。お金で人との出會(huì)いを買えるという認(rèn)識(shí)が広まっているのは殘念だ」と語(yǔ)っている。

韓國(guó)のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「最近の子は友達(dá)とも呼べないような塾の友達(dá)しかいない。これで社會(huì)性が育つわけがない」

「SNSでおかしな人に捕まったらどうするんだろう？ちょっと危ないと思う」

「そのうち結(jié)婚相手も買いそうだね。5年契約とかで…」

「1人でいることを楽しめない人は、結(jié)局誰(shuí)といても幸せになれない」

「男性の書(shū)き込みには応募が20、女性の書(shū)き込みには1000以上。ここに注目した?jī)Wは悪い人間だろうか」

「コメントが1000件とは、大企業(yè)の入社試験より選ばれるのが難しいな」

「一部の人の話を最近の流れみたいに歪曲（わいきょく）して伝えるのはどうかと思う」

「お花見(jiàn)は家族としなさい。愛(ài)情の飢えはこんなやり方で解決しないよ」

「もう世の中が理解し難い社會(huì)になってきている。どこで間違ったのか、常識(shí)と非常識(shí)の境がどんどんあいまいに…」（翻訳?編集/吉金）