2016年4月5日、中國(guó)メディア?新浪は米中韓3カ國(guó)の各家庭に見(jiàn)られる食事のしつけを比較して中國(guó)の子どものしつけは失敗していると主張する記事を掲載した。

中國(guó)の家庭では食事の際、父母は子どもにまるでウェイターのように振る舞う。祖父母は震える手で料理を食卓まで運(yùn)び、孫に何度も「ご飯ができたよ」と叫ぶ。父母はおわんを持って子どもを追いかけていき、食卓では「たくさん食べなさい」と繰り返す。しかし、これ対して中國(guó)の子どもはあまり感謝する素振りを見(jiàn)せず、むしろうっとうしいと感じる者もいる。中國(guó)の子どもは父母からの至れり盡くせりの扱いを當(dāng)然だと思っている。

韓國(guó)の家庭では父母は子どもに年長(zhǎng)者として接する。家族の中で最も年少の子どもは食事前にはいつも忙しく年長(zhǎng)者から順?lè)摔达垽蚴ⅳ?、運(yùn)び、おかわりをよそう。食べ始める前には姿勢(shì)を正してうやうやしく「こんな豪華な料理をありがとうございます！」と食卓の前の年長(zhǎng)者にあいさつをする。韓國(guó)の子どもは食事の際、「年長(zhǎng)者への感謝の気持ち」をしつけられる。

米國(guó)の家庭では、父母はまるで友達(dá)のように子どもに接する。子どもがスプーンを動(dòng)かせるようになったら、父母はもう子どもに食べさせてやることはしない。子どもが食べたがるものについては、父母はアドバイスを出すが、最終的に子どもに自分でどんな物を食べるのかを決めさせる。米國(guó)人の目には子どもはもう自分で責(zé)任を負(fù)える存在なのだ。子どもは自分で何が必要なのかを理解している。米國(guó)の子どもは食事の際、獨(dú)立心?責(zé)任感というものをしつけられる。

以上から中國(guó)の家庭では食事の際、父母は子どもにおいしいものをおなかいっぱいに食べさせてやることに関心を向けるだけで、韓國(guó)や米國(guó)のようにそれを通じてどうやって子どもをしつけるかという発想がないことが分かる。その結(jié)果として食事のしつけを受けてこなかった中國(guó)の子どもは親への感謝の心や獨(dú)立心?責(zé)任感を持たない大人になっていくのだ。（翻訳?編集/矢野研介）