「乳がんデータバンク」を初設立、効果的な治療法を探る―香港

2007年11月29日、中國新聞網(wǎng)の報道によると、女性のがん患者のうち4人に1人が乳がんを患っていると、香港乳がん基金が発表した。また、この基金において香港で初となる「乳がんデータバンク」を設立し、患者のカルテを集めて分析し、より効果的な治療方法の発見に役立てる。カルテの提供の協(xié)力と共に、乳がんの定期検診を受けるよう呼び掛ける。

香港乳がん基金の創(chuàng)設者、張淑儀（ジャン?シュウイー）醫(yī)師によると、2004年の統(tǒng)計で、毎年の女性のがん発病率の中で一番高いのが乳がんであり、女性のがん患者の22％を占めていた。平均して1日6つの新癥狀が確認され、高額な治療費は50萬元（約800萬円）に及ぶ。

また、張醫(yī)師は、乳がんのデータや治療の狀況のデータを集めることは、効果的な治療方法の発見のためにとても重要だと、乳がん患者にデータの提供を呼び掛けている。また40歳以上の女性は特に定期検診が必要とのことだ。

張醫(yī)師は、2008年度には乳がん患者の25％のデータが集まり、2009年度には50％まで進むと期待している。また、香港乳がん基金では、來年8月に乳がんデータバンク活動費の募金のための演奏會を開く予定だ。（翻訳?編集/淺野）