中國でがん発癥率が最も高い都市は上海―中國紙

Record China    2016年4月10日(日) 10時50分

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5日、環(huán)球時報は中國人に最も多いがんについて伝えた。寫真は上海市。

2016年4月5日、環(huán)球時報は中國人に最も多いがんについて伝えた。

中國でがんはこの50年間で急速に広まった病気の一つだ。中國人に最も多いがんは肺がんで、米ハーバード大學(xué)公衆(zhòng)衛(wèi)生學(xué)院の報告書では、今後30年間に1800萬人が肺がんで死亡するとされている。これは、1分間に1人が肺がんで死亡する計算だ。しかし、中國がん基金會の支修益(ジー?シウイー)教授は「肺がんは最も予防しやすいがんだ」と語る。たばこを控える、室內(nèi)の風(fēng)通しを良くする、外出時にはマスクを著用する、リフォームには環(huán)境に優(yōu)しい素材を使用する、などに気をつけるだけで効果があるそうだ。

また、子どもに多いのが血液のがんと言われる白血病だ。中國抗がん協(xié)會の張広超(ジャン?グアンチャオ)教授は、「近親婚や建築資材の汚染が、子どもの白血病の主な原因だ」と指摘。そのほかにも、両親の喫煙や頻繁に自動車に乗ることも原因の一つに數(shù)えられるという。そして、最も“中國の特色”を有しているのが肝臓がんだ。中國は世界で最もB型肝炎患者が多く、1億4000萬人いるとも言われている。

中國でがん発癥率が最も高い都市は上海市で、特に女性患者は20年前の2倍となる1%にまで増加している。支教授はその原因について、「都市が発展すればするほど環(huán)境汚染がひどくなることや、人々の生活のリズムが変わることでストレスが増大することが関係している」と説明している。(翻訳?編集/北田

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