2016年6月9日、參考消息網(wǎng)は、「中國本土企業(yè)によるスポーツ産業(yè)への投資が世界的に活発になっている」と伝える香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの7日付の記事を紹介した。

中國企業(yè)?暴風(fēng)科技は子會(huì)社として暴風(fēng)體育（スポーツ）を設(shè)立させ、オンラインの中國スーパーリーグの試合放送権を取得することを明らかにした。同社は3月、イタリアのサッカークラブの試合放送権を持つ企業(yè)を買収している。

また、中國家電大手?蘇寧（スーニン）グループがイタリアの名門チーム?インテルを買収。不動(dòng)産大手の萬達(dá)（ワンダ）グループも中國企業(yè)初の國際サッカー連盟（FIFA）オフィシャルパートナーとなった。インターネット企業(yè)の騰訊（テンセント）も2015年に全米プロバスケットボール?yún)f(xié)會(huì)（NBA）の5年分の試合放送権を7億ドルで得ているなど、中國企業(yè)によるスポーツ産業(yè)への投資は枚挙にいとまがない。

英サルフォードビジネススクールの専門家は、中國のサッカー産業(yè)への投資が活発になっている背景には、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席が2025年までに8500億ドル規(guī)模のスポーツ市場を育てる目標(biāo)を掲げたこともあるとし、「次の投資対象は英プレミアリーグになる可能性が高い」と指摘している。

中國企業(yè)のスポーツ産業(yè)への投資は、中國の潛在的消費(fèi)者を掘り起こしてレジャーや娯楽の需要を高めようとする狙いがあるとされるが、上海で活動(dòng)している金融専門家は、「それ以外にも目的があるかもしれない」とする。同氏は「こうした企業(yè)合併?買収の陰で、企業(yè)や個(gè)人が多額の資金を海外に持ち出すことに使われる可能性もある」としている。（翻訳?編集/岡田）