2016年4月11日、毎日経済新聞は中國水利部のデータをもとに、中國の地下水の約8割が汚染の脅威にさらされていると報(bào)じた。

水利部が東北の松遼平原、華北の黃淮海平原や內(nèi)陸部の江漢平原などにある約2100の井戸で2015年に水質(zhì)調(diào)査を行ったところ、工業(yè)用水向けとされる「IV類」が691カ所、より汚染が進(jìn)んだ「V類」が994カ所に上り、合計(jì)で全體の約8割を占めた。また、16年1月時(shí)點(diǎn)の主な平野の地下水の量が前年同月比で82億4000萬トン減少するなど過剰採取も懸念の1つとなっている。

中國では全國の7割近い人が地下水を飲用していると言われている。今回の結(jié)果を受けて飲み水の安全性に対する不安の聲が上がっているが、調(diào)査は「土壌汚染の影響を受けやすい地表に近い部分で実施された」という。公衆(zhòng)?環(huán)境研究センターの馬軍（マー?ジュン）主任は「都市部では地下の深い部分を水源としているため汚染の影響は受けにくいが、農(nóng)村部の多くは淺い部分から採取している」と農(nóng)村部住民への影響を指摘した。（翻訳?編集/野谷）