上海で不動産投資を狙った偽裝離婚が急増、笑い話をしながら手続きする夫婦も―中國

Record China    2016年4月15日(金) 13時0分

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12日、上海で不動産市場抑制のための新政策が実施されてから半月がたった。その効果が徐々に現(xiàn)れつつある一方で、投資用住宅を複數(shù)購入するために法の抜け穴を探して偽裝離婚する夫婦が急増している。寫真は中國の離婚証。

2016年4月12日、上海で不動産市場抑制のための新政策が実施されてから半月がたった。その効果が徐々に現(xiàn)れつつある一方で、投資用住宅を複數(shù)購入するために法の抜け穴を探して偽裝離婚する夫婦が急増している。新民網(wǎng)が伝えた。

上海市のとある夫婦はすでに住宅2戸を持っているが、投資のためさらにもう1戸購入することを検討している。この場合、夫婦が住宅の名義をまとめてどちらか一方に移して離婚し、もう一方が上海戸籍を持つ人であれば法律上新たな住宅購入が可能となる。上海市の住宅購入制限政策においては、上海戸籍を持っている獨身者は住宅1戸の購入が可能で、かつ頭金や稅金の優(yōu)遇措置も受けられる。もう一方が改めて住宅1戸を購入した上で、両者が再度結(jié)婚し直せば、結(jié)果として夫婦には住宅3戸が手に入るようになる。

上海では新政策が実施されてから複數(shù)の住宅を購入するために、法の抜け穴を探してこのような偽裝離婚を試みる夫婦が後を絶たない。離婚手続きも行う婚姻登記所は現(xiàn)在あまりの人だかりで順番待ちの狀態(tài)が続く。

さらに、離婚する夫婦が多くなっているのに対し、婚姻登記所の職員は不足しているため、離婚手続きには「事前予約」もいるような情況になっている。上海市徐匯區(qū)の婚姻登記所の職員は新政策が出されて以降離婚する人が特に増えたとし、「彼らが偽裝離婚だとまでは確定しようがないが、きっとそのような情況はある。笑い話をしながら離婚手続きをしているような夫婦はまず間違いなく偽裝離婚だろう」と語った。(翻訳?編集/矢野研介)

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