2016年4月12日、中國(guó)のインターネット上にこのほど、「日本に関するウソとホント」について紹介する記事が掲載された。

中國(guó)では日本に関するさまざまなうわさが飛び交っているが、そのすべてが現(xiàn)実と合致しているとは限らない。記事では、中國(guó)で流れる日本に関するうわさについて、ウソかホントかの判定を下している。

■日本は科學(xué)の最先端を行く國(guó)＝ウソ

多くの人が日本は先進(jìn)的な科學(xué)技術(shù)を有する、驚きに満ちた未來(lái)都市だと考えている。少し前まではそうだったかもしれないが、現(xiàn)在の日本は最先端には追いついていないようだ。東京の中心部を歩いてみれば分かるが、90年代の感覚がよみがえる。ここはいささか時(shí)代遅れの印象がある。理由の一つは、日本人はメンテナンスをしっかりすること。頻繁に新しいものと取り換える必要がないのだ。

■日本人は毎日すしを食べている＝ウソ

海鮮が好きな人にとって日本は天國(guó)だ。しかし、日本人が1日3食すべてで米と魚(yú)を食べていると思うのは間違い。すしや刺身は日本人にとって日常的に食べるものではなく、客をもてなしたりする時(shí)に食べるものだ。日本人がすしよりも頻繁に食べるのは、カレーライスや丼もの、弁當(dāng)、おにぎり、揚(yáng)げ物などだ。

■日本には至る所に自動(dòng)販売機(jī)がある＝ホント

日本であればどこでも目にすることができる。1本の通りにいくつもの自動(dòng)販売機(jī)が並べて設(shè)置されている場(chǎng)所もある。日本には550萬(wàn)臺(tái)以上の自動(dòng)販売機(jī)があると言われ、100メートル歩けば必ず1臺(tái)は自動(dòng)販売機(jī)を見(jiàn)ることになる。

■日本の物価はものすごく高い＝ウソ

東京の物価が高いのはよく知られているが、どの國(guó)でも首都よりも物価の高い都市はない。東京以外の地域では物価は下がり、特に小さな町では、給料が少なくてもそれなりに良い生活ができて貯金もできる程度の物価である。

■日本人は禮儀正しくて友好的＝ホント＆ウソ

日本人の善良さと友好的な態(tài)度に打ちひしがれるかもしれない。店の人は非常に禮儀正しく親切で、何か問(wèn)題があればすぐに來(lái)てくれる。これは、日本人のイメージと完全に合致している。しかし、こうした過(guò)度な禮儀正しさは面識(shí)がないからこそだ。店員は非常に友好的だが、同僚や友人との関係になると距離を感じるかもしれない。個(gè)人差にもよるが、一般的に日本人は積極的に友人と関わろうとしない。特に外國(guó)人に対してそうだ。

■日本人の家には必ず畳がある＝ウソ

日本の伝統(tǒng)的な家は全室畳だったこともあるだろうが、最近ではフローリングやカーペットなどの選択肢も増えたため、すべての家に畳があるとは限らない。

■日本人は1日に何百回もお辭儀をする＝ホント

何百回は行き過(guò)ぎかもしれないが、サービス業(yè)であればそれに迫るほどお辭儀をしていても不思議ではない。日本人は自然にお辭儀ができる。さらに驚くことに、電話(huà)をしながらでも相手にお辭儀をすることもある。日本人のお辭儀には、角度によって會(huì)釈（15度）、敬禮（30度）、最敬禮（45度）と別れている。また、膝をついて地面に頭をつける「土下座」もあるが、これは街中ではあまり見(jiàn)られない。（翻訳?編集/北田）