2016年4月13日、韓國の第20代國會(huì)議員総選挙の投票が行われる中、投票所近くでVサインを見せた40代の男が公職選挙法違反で警察に連行される事件が起こり、注目を集めている。

韓國?ノーカットニュースによると、この日午前6時(shí)40分ごろ、大田市內(nèi)の投票所前の路上で43歳の男が手でVサインを示す動(dòng)作を繰り返し、通報(bào)を受け出動(dòng)した警察官に連行された。當(dāng)時(shí)男は酒に酔っており、投票所の職員による再三の制止に従わなかったという。

男のVサインがなぜ公職選挙法違反とされたのか。理由は韓國の選挙の仕組みにある。韓國では國會(huì)での議席數(shù)を基に政黨ごとに番號(hào)が割り振られており、候補(bǔ)者ポスターや選挙カーなどにも必ずこの番號(hào)が候補(bǔ)者名と共に登場(chǎng)する。候補(bǔ)者が遊説で「1番に投票を」「2番を選んで」と訴えるのも普通のこと。そうした中で、男のVサインは「特定の黨を支持する行動(dòng)」と見なされたのだ。

韓國の公職選挙法では、投票所から100メートル以內(nèi)で政黨や候補(bǔ)者への支持?反対を示す行為や投票を促す行為は禁じられている。各メディアも投票日を前に有権者に注意を呼び掛けていたが、事件が起こってしまったことについて、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「本當(dāng)におかしな國」

「いつも赤い服を著てる人たちも捕まえて（各政黨にシンボルカラーがあり、赤は與黨?セヌリ黨の色とされる）」

「それなら、真っ赤な服で投票所に行った樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)はどうなんだ？」

「指1本だけならOKだったのかな（1番はセヌリ黨）」

「こういうことをやりたい人は、投票所から100メートル1センチの場(chǎng)所でやればいいよ。それなら問題なし」

「Vサインは皆が勝つようにという意味だろう。何が問題なんだ？」

「1人で投票に來た有権者、カップルで來た有権者、3人家族で來た有権者も全員連行か」

「1列に並んで歩いてる人も全員連行しろ」

「Vネックの服の人もみんな立件だ！」

「酒に酔ってれば全部許してくれる國じゃなかったっけ？」（翻訳?編集/吉金）