2016年4月13日、仏RFI（中國(guó)語電子版）によると、上海のメディアグループ「上海報(bào)業(yè)集団」傘下の経済ニュースサイト「界面」上に12日夜、いわゆる「パナマ文書」流出で明らかになった習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席の義兄がタックスヘイブン（租稅回避地）を利用して設(shè)立した法人は「習(xí)氏と無関係だ」とする海外の中國(guó)語ブログ記事が転載され、翌13日早朝に削除されていたことが分かった。

RFIによると、問題の記事は7日、海外の中國(guó)語サイト「文學(xué)城」に掲載されたもので、中國(guó)國(guó)內(nèi)では界面のほか「騰訊網(wǎng)」にも転載されたが、現(xiàn)在は記事へのリンクが無効となっている。

RFIは「中國(guó)國(guó)內(nèi)のニュースサイトは原則として、海外中國(guó)語メディアの報(bào)道やブログ記事を転載することを禁じられている。高度に敏感な話題ならなおさらだ。先日もニュースサイト『無界新聞』に習(xí)氏の辭任を求める公開書簡(jiǎn)が掲載され、複數(shù)の関係者が取り調(diào)べを受けたばかりであり、界面が転載した意図は理解できない」とした上で、「上層部からの指示、もしくは國(guó)內(nèi)の反応を探るための実験を疑う聲もある」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）