2016年4月14日、法制晩報(bào)によると、中國(guó)北京市海淀區(qū)人民法院はこの日、49歳の被告に対し、4人の女性と重婚の事実があったとして懲役1年10カ月の1審判決を言い渡した。被告は控訴する考えを示している。

被告は2008年3月に北京市で婚姻屆を提出し、その1週間後に山東省で別の女性と結(jié)婚した。その後、10年3月に2人と離婚。10年6月に內(nèi)モンゴル自治區(qū)で3番目の妻と結(jié)婚したものの、重複する形で12年8月に河南省で別の女性との婚姻屆を提出した。問(wèn)題の発覚は河南省の女性が內(nèi)モンゴルの女性の存在に気付いたことによるもので、當(dāng)初は相手を愛(ài)人だと思っていたが、その後「夫の妻」だと判明。當(dāng)局への通報(bào)につながり、被告は15年8月に逮捕された。

被告は2番目の妻との結(jié)婚について「人助けのつもりだった」と説明。妊娠していた女性が出産許可を受けるための「手段」だったという。また、他の3人とは「本心からの結(jié)婚」と述べ、「だましてはいない」「重婚の罪を犯してしまったのは法律を知らなかったため。法に反する行為をしてしまったが、心にやましさなどない」などと主張した。

女性4人はいずれも高學(xué)歴で、年齢は30代。被告とは結(jié)婚情報(bào)サイトで知り合っており、出會(huì)ってから結(jié)婚までの期間は最短で1週間、最長(zhǎng)でも1カ月だったという。（翻訳?編集/野谷）