初の火星探査機(jī)「蛍火1號(hào)」、2009年に打ち上げ！―中國

2007年12月3日、「第2回上海航天（宇宙）科學(xué)技術(shù)フォーラム」が同2日に開催され、中國初の火星探査機(jī)「蛍火（インフオ）1號(hào)」が2009年に打ち上げられるとの発表があった。上海の「新聞晨報(bào)」が伝えた。

上海衛(wèi)星工程研究所研究院で火星探査プロジェクト責(zé)任者の陳昌亜（チェン?チャンアー）博士は2009年の10月頃、ロシアのロケットで火星探査機(jī)「蛍火1號(hào)」を打ち上げると発表。計(jì)畫では2010年9月に火星に接近、周回しながら火星表面の畫像を地球に送るという?，F(xiàn)在、プロジェクトの初期論証のテストと準(zhǔn)備作業(yè)が進(jìn)められており、2008年5月にはロシアのロケットへの搭載準(zhǔn)備を開始する予定。

火星へは9か月をかけて3億5000萬キロを飛ばねばならず、その距離は先に成功した月探査機(jī)「嫦娥1號(hào)」の飛行距離の數(shù)百倍となる。火星の軌道に乗ったところで1年間にわたり火星表面のデータ収集をおこなうというが、そのためには地球から遠(yuǎn)く離れた火星探査機(jī)衛(wèi)星をコントロールするという最大の難問に中國は挑戦しなければならない。（翻訳?編集/本郷智子）