2016年4月19日、中國(guó)のインターネット上にこのほど、「日本の地震を受けて、中國(guó)人が知らなければならないこと」と題する記事が掲載された。

熊本県で発生した大きな地震で、これまでに44人が死亡、避難者は熊本県內(nèi)だけで12萬(wàn)人以上に上っている。この大地震を受け、記事は2008年に発生した四川大地震の際に、日本のテレビ局が募金を呼び掛けたり、コンビニでは募金箱が設(shè)置されたり、全國(guó)の街頭でも募金活動(dòng)が行われたことを、數(shù)十枚の寫真を掲載して紹介している。

また、今回の熊本県の地震に際しても、中國(guó)など海外から観光に訪れて被災(zāi)した人々に対して「海外で災(zāi)害に遭うとどれだけ不安なことか。無(wú)事に帰國(guó)させてあげてほしい」「災(zāi)害救助には國(guó)籍?年齢?性別は関係ない」「中國(guó)からのお客様も多いよね。大丈夫かな？」といった気遣いを見(jiàn)せていることにも言及した。

その上で記事は、中國(guó)のネット上で一部心ないコメントが飛び交っていることについて、「コメントをしている人は狀況を理解していないのかもしれない。しかし、日本が嫌いだからといって災(zāi)害時(shí)に悪意のある言論は慎むべき。私たちを助けてくれた友人が、今まさに被災(zāi)しているのかもしれないのだから」と批判している。（翻訳?編集/北田）