2016年4月18日、CNNはベトナムの少女が花嫁として中國(guó)に売られていると報(bào)じた。19日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えている。

記事によると、ベトナムと中國(guó)の國(guó)境付近の地域では人身売買(mǎi)が盛んに行われており、幼い場(chǎng)合は13歳の少女がだまされたり、薬を飲まされたりして中國(guó)に売られていくという。中國(guó)では長(zhǎng)年、一人っ子政策が続いた影響もあり、男性が女性よりも多い。そのため、ベトナムの少女が“商品”になっているというのだ。

人身売買(mǎi)撲滅活動(dòng)を行っている王（ワン）さんによると、ベトナムの少女は3000ドル（約33萬(wàn)円）以上で売られる。文化的にも中國(guó)人と近いため、人気があるそうだ。ある少女は16歳の時(shí)に、友人の彼氏に薬を飲まされ、気付いたら中國(guó)に運(yùn)ばれていた。結(jié)婚を拒むと毆られ、「殺す」と脅されたが抵抗し続けた。しかし、3カ月後には仕方なく結(jié)婚に同意。夫は優(yōu)しかったが、ベトナムの実家が戀しくてたまらなかった。少女は家を抜け出し、現(xiàn)地の警察に駆け込んだ。中國(guó)警察は彼女をベトナムに送還、強(qiáng)制的な結(jié)婚生活から抜け出せたが、幼い子どもは中國(guó)に殘してくるしかなかった。

中國(guó)當(dāng)局の協(xié)力の下、ベトナム警察も人身売買(mǎi)の阻止に乗り出しており、昨年は中國(guó)に売られる前の少女109人を発見(jiàn)?保護(hù)した。（翻訳?編集/北田）