“反革命”林彪の生誕100年行事、當(dāng)局が禁止命令―中國(guó)

2007年12月5日、『美國(guó)之音』（VOA）によれば、彼の親類や関係者により、12月5日に林彪（リン?ビャオ）の生誕100年を記念する行事が計(jì)畫されていたが、武漢公安當(dāng)局から突然禁止命令が出たそうだ。

中國(guó)十大元帥の一人である林彪は、文革中に毛沢東から“後継者”として指名され、一時(shí)は実権を掌握した人物。1971年9月、中國(guó)政府は「林彪が妻と息子を連れソ連に逃亡を図ったが、飛行機(jī)はモンゴル溫都爾汗に墜落、乗客乗員は全員死亡」と発表した。中國(guó)共産黨は彼に対する評(píng)価を“裏切り者、內(nèi)通者、売國(guó)奴、野心家、策略家”などと改め、林彪の片腕であった參謀総長(zhǎng)の黃永勝（ホアン?ヨンション）ら部下4名は16?18年の懲役刑に。

その林彪の親類や林彪が指揮した第4野戦軍のかつての部下らが、12月5日に湖北省黃崗で林彪の生誕100年を記念する行事として銅像除幕式を計(jì)畫。林彪が生前親しくしていた人物や関係者が出席する予定だったが、武漢公安當(dāng)局から突然禁止命令が出た。

『美國(guó)之音』中國(guó)語部の記者が武漢公安當(dāng)局にインタビューしたところ、ある幹部は「何も知らない」と答えているそうだ。ある情報(bào)では、これは中國(guó)政府上層部の決定とも見られているという。林彪の部下だった黃永勝の子息は「當(dāng)局の行動(dòng)も理解できなくはないが、これは合法的な集まり」と述べ、遺憾の意を表した。（翻訳?編集/岡田）