2016年7月14日、中國(guó)?央広網(wǎng)によると、韓國(guó)政府の統(tǒng)計(jì)から、2015年における韓國(guó)の獨(dú)身者の消費(fèi)額が過去最高の水準(zhǔn)を記録したことが明らかになった。

映畫のチケットは1枚だけ予約する人が2015年は前年より5％増えて、29％に。レストランも、2011年に1人で予約する人は3．3％でしかなかったが、2015年には7％と倍増。旅行も1人旅が大幅に増え、1人分の航空券を予約する人が21％にまで増加した。

韓流ドラマなどで見る韓國(guó)人は、家族や仲間たちと一緒に何かするのを好むように見受けられるが、近年はそうした習(xí)慣も徐々に変わり、旅行や食事、映畫鑑賞など、何をするにも1人で楽しむ人が増えている。ある男性は「仲間と映畫を見に行くのが難しくなったので、1人で見に行くようになった」と話した。

統(tǒng)計(jì)では、こうした「ぼっち」消費(fèi)は主に20?40歳前後に多く、専門家はこうした変化の背景には単身世帯の激増があると指摘している。釜山を例にとると、全世帯の3分の1が単身世帯。韓國(guó)人の結(jié)婚の意欲は下がる一方だが、さまざまなサービスがこうした1人の生活に対応できており、多くの人が「結(jié)婚しない唯一の問題は、孤獨(dú)なことだけ」だという。

しかし、こうした?jī)A向は政府にとって大きな難問となっている。韓國(guó)の出生率は経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）加盟國(guó)中最低で、人口は急激に減少している。政府はこうした獨(dú)身者の結(jié)婚を促したいと考えるが、その一方で、単身世帯の消費(fèi)に頼らざるを得ない狀況にもあり、社會(huì)のあり方は政府の思惑に反した方向に進(jìn)んでいる。（翻訳?編集/岡田）