2016年4月20日、仏RFI（中國語電子版）によると、國際環(huán)境保護(hù)団體「グリーンピース」はこのほど発表した中國の大気汚染狀況に関するリポートで、北京、上海では今年第1四半期に明らかな改善が見られたと指摘した。

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同リポートは中國政府が発表した362都市のデータを分析したもので、第1四半期の北京のPM2．5の數(shù)値は1立方メートル當(dāng)たり67．7マイクログラム、上海は60マイクログラムだった。世界保健機(jī)関（WHO）が基準(zhǔn)とする10マイクログラムとは依然、大きな隔たりがあるが、北京は前年同期に比べ27％、上海は同12％減少している。

この一方で、華中、西部地區(qū)では汚染の悪化が進(jìn)んでおり、同団體は要因の1つとしてこれらの地區(qū)での制限の緩さを指摘する。リポートで示された「大気汚染が深刻な都市」の大部分を華中、西部が占め、ワースト5はいずれも新疆ウイグル自治區(qū)の都市だった。汚染がもっともひどかったカシュガルのPM2．5の値は1立方メートル當(dāng)たり276．1マイクログラムにまで達(dá)している。（翻訳?編集/野谷）