胎児の性別判定を全面禁止へ、違反者には最高50萬円の罰金―中國

Record China    2016年4月23日(土) 1時(shí)50分

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21日、中國で5月から胎児の性別判定など「子どもの産み分け」に関わる行為が全面的に禁止される。違反者には最高50萬円の罰金が科せられる。資料寫真。

2016年4月21日、北京青年報(bào)によると、新たに策定され、すでに公表されている「非醫(yī)學(xué)的理由による胎児の出生前性別判定と性別選択による人工中絶を禁止する規(guī)定」が5月1日から施行される。

胎児の性別判定や性別による中絶を行う醫(yī)療機(jī)関や個(gè)人を紹介することも含め、「子どもの産み分け」に関わる行為が全面的に禁止される。新規(guī)定とともに、「母嬰保健法」による出生前の診斷から、法的規(guī)定や醫(yī)學(xué)的にその必要性が認(rèn)められる場合以外には、いかなる場合も性別によって人工中絶を行うことの禁止が明確になった。

また、新規(guī)定では妊娠中絶薬や超音波検査機(jī)、染色體検査の専用設(shè)備などの管理制度についても定められている。中絶薬はリストで管理を行い、その販売から調(diào)達(dá)、使用を記録する制度を設(shè)け、小売業(yè)者による販売は禁止されることになる。

罰則も強(qiáng)化される。違法に中絶を行った場合、県クラス以上の関係部門から改善命令と警告を受ける。また、違法に得た金品はすべて沒収となり、5000元(約8萬円)以上3萬元(約50萬円)以下の罰金が科せられ、不適當(dāng)に醫(yī)薬品や機(jī)器を使用した場合も最高3萬元の罰金が科せられる。

中國國家衛(wèi)生計(jì)畫生育委員會(huì)によると、1980年代から中國では出生時(shí)男女比が異常な狀態(tài)が30年にわたって続いており、軽減されつつあるとはいえ2015年の出生男女比も女性を100として男性が113.51というアンバランスな狀態(tài)となっている。(翻訳?編集/岡田)

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