韓國で障害児が増加、住民の抗議で特別支援學(xué)校の頓挫相次ぐ―韓國メディア

Record China    2016年4月24日(日) 21時0分

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20日、韓國政府は障害者の増加を受け、関連施設(shè)を充実させることを計(jì)畫しているが、近隣住民からの反対が相次ぎ、実行できないままとなっている。資料寫真。

2016年4月20日、韓國のヘラルド経済は同日の「韓國障害者デー」を受け、韓國政府は障害者の増加により関連施設(shè)を充実させることを計(jì)畫しているが、近隣住民からの反対が相次ぎ、実行できないでいると指摘した。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

計(jì)畫されている施設(shè)の中には、障害児のための特別支援學(xué)校も含まれている。現(xiàn)在、障害者の多くは「総合教育」という名目のもと健常者と同じ一般の學(xué)校で教育を受けているが、障害者は校內(nèi)で孤立させられることが少なくなく、障害児が登校したがらなくなるケースも多いという。

韓國教育部が20日に明らかにしたところによると、2015年時點(diǎn)での韓國の障害児數(shù)は8萬8067人で、2006年と比べると40.8%増加。しかし、特別支援學(xué)校は143校から167校と、その間に増?jiān)O(shè)されたのはわずか24校で、障害児の約3割しか特別支援學(xué)校に通學(xué)できていない。

そうした狀況を受け、各地方教育部門が予算を組み、特別支援學(xué)校の建設(shè)計(jì)畫を具體的に決めても、住民や議員、住民団體からの猛反対に遭い、計(jì)畫が中止させられたり、無期限延期に追い込まれたりするケースが後を絶たない。

韓國教育庁によると、ソウル市には特別支援學(xué)校が29校あるが、8カ所の地域では1校もない狀態(tài)が続いている。通學(xué)できない障害児は家庭教師を雇って教育を受けるなど、限られた教育機(jī)會しか得られず、一般の學(xué)校で「総合教育」を受けたとしても、健常者の他の生徒やその親たちから差別されることも多いという。

ソウル市の障害者政策にかかわる人物は、特別支援學(xué)校は競馬場や斎場と違って嫌われるべき存在ではないはずなのに、建設(shè)用地の選定段階から住民の激しい抗議に遭ってしまうことが多く、難しい問題になっていると話している。(翻訳?編集/岡田)

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