＜続報(bào)＞クレー射撃チームの事件は事故と斷定、詳細(xì)が明らかに―上海市

2007年12月06日上海青年報(bào)の報(bào)道によると、上海の射撃訓(xùn)練所で20歳の若者が腹部に銃弾を受け死亡した事件で、関係各方面の緊急會(huì)議が開(kāi)かれ、事件調(diào)査が進(jìn)められた。事件當(dāng)時(shí)、2名の射撃選手が練習(xí)の間にふざけ合っていたうちの1名は自分の銃に込められている弾は発射できない弾だと思いこんでいたが、不意に引き金を引いてしまったところ弾が発射され、もう1名の陳澤駿選手の腹部に命中し死亡した、というのが事故の経緯という。加害者である選手は現(xiàn)在も警察の取り調(diào)べを受けているという。

上海市體育局も事件を重視しており、事故の処理など対応に追われている。事故の原因調(diào)査を行い、今後の教訓(xùn)とするとともに対応策を講じるとのことだ。また、市の公安局と體育局は共同で緊急銃弾管理強(qiáng)化會(huì)議を開(kāi)き、同様の事故の再発防止をはかることを取り決めたそうだ。

國(guó)家射撃センター主任の高志丹氏は、事故當(dāng)時(shí)はクウェートで第11回アジア選手権男子射撃ピストル競(jìng)技の受賞式の最中だった。事故発生をある記者から知らされた高氏はしばし呆然とし、中國(guó)代表入賞の喜びもつかの間、「こんな事故はこれまで例がない」と、一転して暗たんとした面もちで語(yǔ)った。

バルセロナオリンピックで優(yōu)勝したクレー射撃選手張山氏は「たとえ空砲であっても、銃口を人に向けないというのは最低限の常識(shí)のはず」、事件に困惑していると記者に語(yǔ)った。張氏は、基本的な規(guī)則を守る重要性を強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/岡田）