業(yè)界間の賃金格差が4．88倍に拡大！學(xué)生の就職活動(dòng)にも影響―中國(guó)

2007年12月10日人民日?qǐng)?bào)の報(bào)道によれば、業(yè)種によって待遇の格差が開(kāi)いているそうだ。銀行、電力、電気通信などの業(yè)種が人気を集める一方、運(yùn)送、紡績(jī)織などの業(yè)種は人気がない。大學(xué)卒業(yè)の時(shí)期が近づき、學(xué)生は少しでも収入の多い業(yè)種を選ぼうとしているようだ。

【その他の寫(xiě)真】

北京のある貿(mào)易會(huì)社に勤務(wù)する劉さんは、2003年の大學(xué)卒業(yè)後、會(huì)社の3人部屋の社員寮に住んでいる?，F(xiàn)在の月給は3000元（約4萬(wàn)5000円）、北京で生活するには少なく、會(huì)社にはこれといった福利もない、「將來(lái)を考えると憂鬱になる」と語(yǔ)る。一方、同窓生である陳さんも同じく北京で働いている。移動(dòng)通信會(huì)社に就職し財(cái)務(wù)を擔(dān)當(dāng)、年収は10萬(wàn)元（約150萬(wàn)円）以上。このほか、通信費(fèi)用など會(huì)社からの各種補(bǔ)助も多く、人から羨ましがられるほどだそうだ。

業(yè)種による大きな所得格差はすでに珍しいものではなくなっている。中國(guó)労働學(xué)會(huì)副會(huì)長(zhǎng)の長(zhǎng)楊宜（チャン?ヤンイー）氏は、業(yè)種間の収入格差が正常な範(fàn)囲であれば問(wèn)題ではないが、これほどまでにひろがってしまうと警戒が必要だといわざるを得ない」と語(yǔ)る。2000年の時(shí)點(diǎn)では、中國(guó)の平均賃金最高業(yè)種と平均賃金最低業(yè)種の格差は2．63倍だったが、05年には4．88倍にまで差が開(kāi)いている。國(guó)際的に認(rèn)められている業(yè)界間所得格差は3倍前後、3倍を超えると調(diào)整が必要となると言われている。

就職活動(dòng)中のある學(xué)生は「今は男女問(wèn)わず、就職に失敗しないよう業(yè)種に気をつけなくてはいけない」と嘆いた。（翻訳?編集/岡田）