八牧浩行 2016年4月27日(水) 4時(shí)50分
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26日、平井久志?立命館大學(xué)客員教授が講演。北朝鮮の金正恩第1書記は「協(xié)調(diào)」と「挑発」を繰り返している、と指摘。國(guó)民の求心力を高めるために核開発攻勢(shì)が目立つが、5月の朝鮮労働黨大會(huì)後には「再び平和攻勢(shì)に転じる可能性がある」との見通しを示した。
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2016年4月26日、朝鮮半島情勢(shì)に詳しい平井久志?立命館大學(xué)客員教授が「金正恩體制をどうみるか?労働黨大會(huì)を前に」と題して日本記者クラブで講演した。北朝鮮の金正恩第1書記は「協(xié)調(diào)」と「挑発」を繰り返している、と指摘。最近、國(guó)民の求心力を高めるために核開発攻勢(shì)が目立つが、5月の朝鮮労働黨大會(huì)後には「再び平和攻勢(shì)に転じる可能性がある」との見通しを示した。
【その他の寫真】
平井氏は共同通信出身。ソウル支局長(zhǎng)、北京特派員などを務(wù)め、2002年に「瀋陽(yáng)事件」報(bào)道で新聞協(xié)會(huì)賞、「朝鮮問(wèn)題」報(bào)道などでボーン?上田賞を受賞している。発言要旨は次の通り。
金正恩第1書記は「協(xié)調(diào)」と「挑発」を繰り返している。15年8月15日の「南北合意」以降から同年末までは協(xié)調(diào)路線だった。「権力の掌握」から「権力の安定」時(shí)期に移行し、挑発より対話?調(diào)整型に姿勢(shì)が転換したと見られた。中朝間の関係修復(fù)、南北対話姿勢(shì)、米國(guó)への平和協(xié)定提案などが目立った。
內(nèi)政では、軍部隊(duì)や軍事演習(xí)の視察が減少し、民生部門の現(xiàn)地指導(dǎo)が増加した。金氏は平和的な環(huán)境の必要性を訪朝した劉雲(yún)山中國(guó)常務(wù)委員に対し「今、経済発展、國(guó)民生活の改善に努めており、それには平和で安定した外部環(huán)境が必要だ。朝鮮は引き続き南北関係の改善と朝鮮半島の安定した情勢(shì)の維持に努力していく」と説明している。
しかし、今年になって新年の辭で「大勢(shì)統(tǒng)一の否定」と「國(guó)際協(xié)調(diào)」の中斷を打ち出し、核開発をアピールした。対中関係を犠牲にしてでも、挑発路線に変更した背景には、最高指導(dǎo)者の社會(huì)的求心力の低下がある。
もともと経済開発と核開発を同時(shí)に進(jìn)める「並進(jìn)路線」は不変だった。所有権は認(rèn)めないが使用権を認(rèn)める市場(chǎng)経済化の進(jìn)展によりプラスの経済成長(zhǎng)が続いている。市場(chǎng)経済化によって、政府の威光が國(guó)民に屆かなくなっており、求心力を高めるためにも、核開発の推進(jìn)を誇示している面がある。
37年ぶりの5月の朝鮮労働黨大會(huì)では、米國(guó)に対する「勝利宣言」をアピールし、対米平和協(xié)定締結(jié)の提案をする可能性もある。黨大會(huì)後に再び平和攻勢(shì)に転じ、6カ國(guó)協(xié)議再開や米朝対話を志向することも十分考えられる。
◆米バスケット選手と藤本氏しかいない!
金正恩氏にとって不幸は、西側(cè)に本當(dāng)の意味で理解してもらえる人が、米バスケット選手(デニス?ロッドマン氏)と金正日総書記の専屬料理人を務(wù)めた藤本健二氏(仮名)しかいないことだ。以前は金日成氏とカーター元大統(tǒng)領(lǐng)、宇都宮徳馬氏は信頼関係があった。クリントン大統(tǒng)領(lǐng)がピンポイント攻撃しようとした際に、カーター氏が動(dòng)いて戦爭(zhēng)を防いだこともあった。今、外部ににカーター氏の役割を果たせる人がおらず、北朝鮮內(nèi)部に金日成氏のような人がいないのは気がかりだ。
藤本氏は金正恩氏が幼少のころからの知り合いで、ノスタルジアから北朝鮮に招かれたようだ。帰國(guó)後の藤本氏の談話で、金氏が戦爭(zhēng)はしたくないこと、日本の世論を気にしていること、が伝えられたのは意味のあることだ。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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