日本人との交流、大切なのは相手の「品性」を見(jiàn)ること―在日中國(guó)人

Record China    2016年7月27日(水) 10時(shí)20分

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26日、華字紙?中文導(dǎo)報(bào)はこのほど、在日中國(guó)人の黃さんのコラムを掲載した。資料寫(xiě)真。

2016年7月26日、華字紙?中文導(dǎo)報(bào)はこのほど、在日中國(guó)人の黃文●(ホアン?ウェンウェイ、●=火へんに韋)さんのコラムを掲載した。

4年前、フェイスブックを利用し始めたばかりの時(shí)、一部の日本人の中國(guó)や中國(guó)人を軽く見(jiàn)た発言に慣れなかった。彼らはいつも中國(guó)に民主がないこと、環(huán)境がひどいこと、中國(guó)人に素養(yǎng)がないことなどを笑いの種にしていた。

ある時(shí)、日本人の友人が「もったとくさんの中國(guó)人の友人に日本を紹介してよ。でも、そこら辺に痰を吐かない人にしてくれ」と言った。不快に思った私は「日本にお金を落としているのに何よ。紹介なんてしないわ」と返事をした。後になってよくよく考えると、日本の街はとてもきれいで、彼らがそういう要求をすることは理解できる。だが、當(dāng)時(shí)は売り言葉に買(mǎi)い言葉だった。

また、別の日本人から「中國(guó)語(yǔ)の発音は強(qiáng)すぎる感じがするから受け入れられない」と言われたこともあった。私は「中國(guó)語(yǔ)に対する差別だ」と思ったが、冷靜に中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)の違いを考えると、確かに日本語(yǔ)の方が発音が柔らかい感じがする。彼にも中國(guó)を見(jiàn)下す意図はなかったと思う。

海外で生活する多くの人はきっと同じような経験があるだろう?!杆饯螄?guó)は私が批判してもいいが、あなたが批判するのは許せない」。これは「民族のプライド」とでも言うべきか。

フェイスブックを利用して2年後、日本人の言論にも平常心が保てるようになった。物書(shū)きにとっては、造詣が深い日本人と関わることで、日本の社會(huì)や文化を?qū)Wぶことができ、執(zhí)筆の資源にもなる。自らと異なる文化を持った人と関わったり、異なる考え方を理解したりすることは、自分の意見(jiàn)に固執(zhí)するよりもずっと楽しいことだ。私は意識(shí)的に文化人と交流するようにしたため、フェイスブックの友人には多くの大學(xué)教授がいる。中には考え方が偏っていると感じる人もいるが、その時(shí)は相手の品性を見(jiàn)る。人間性が良いと感じれば、理性的にやり取りができ、意見(jiàn)の交換もできる。右であろうと左であろうと、禮儀禮節(jié)があれば良いのだ。

先日、日本のテレビ番組が中國(guó)人を侮辱したとされる問(wèn)題が、在日中國(guó)人の間で議論を呼んだ。中國(guó)人の欠點(diǎn)を大きくして見(jiàn)せ、反中感情をあおるようなもので、出演者のセリフはすべて事前に用意されていたものだったという。そうであれば、彼らは中國(guó)や中國(guó)人を代表していると言えるだろうか。私は基本的にバラエティー番組は見(jiàn)ない。刺激を求めて視聴率を上げるためだけのものに過(guò)ぎないから。一つの平凡な番組が中國(guó)を貶めることができるだろうか?抗議すればするほど、逆にそれを持ち上げることになる。

振り返って、中國(guó)のネットやテレビでは日本批判がさらにひどく、おかしな「抗日神ドラマ」も少なくない。日中のネット上には、聞くに堪えない相手への罵詈雑言が常にあるが、これらは日中関係の末端にあるもので、気をもむに値しないものだ。

自分が13億の中國(guó)人を代表しているなどと思ってはいけない。一人ひとりの中國(guó)人に個(gè)性や個(gè)人の考え方がある時(shí)代、中國(guó)人全員が同じスローガンを叫んでいた時(shí)代にはもはや戻りようはないのだ。自分が代表するのは自分でしかない。グローバル時(shí)代の最大の良さは、多くの異なる文化背景を持った人と関わり、自分の人生を豊かにできること。他の國(guó)の人との交流は個(gè)人的なものであって、こうした交流は國(guó)籍や民族を超越する。異文化交流の深さ、広さは、往々にして雙方の心の容量によって決まるのだ。(翻訳?編集/北田

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