＜偽＞＜早分かり＞これを見ずして中國(guó)を語(yǔ)るなかれ？西安の世界遺産―兵馬俑

12日、ドイツで開催中の「秦始皇帝兵馬俑展」に出展されている8體の兵馬俑は違法なニセモノである―そんな衝撃的なニュースがドイツ通信社（DPA）によって伝えられた。

1987年に世界文化遺産として登録された西安の「兵馬俑」の名前は、誰もが一度は聞いたことがあるだろう。ニセモノを騒ぎが起こるほど、見る価値のあるものなのだ。しかし、そもそも「兵馬俑」とは一體どんなものなのか？

古代中國(guó)では死者の副葬品を「俑」と呼んでいた。その中で兵士や馬をかたどったものを「兵馬俑」と呼ぶ。それがいつしか通稱として、秦(前221?前207年)の始皇帝稜に納められたものだけを指して「兵馬俑」とするようになった。

この兵馬俑が発見されたのは1974年と比較的最近のこと。地元の農(nóng)民が井戸を掘る際に偶然見つけられるまで、2000年も眠っていたことになる。納められていた兵馬俑はおよそ7000體で、平均身長(zhǎng)は兵士が1．8m、馬が1．5m。兵士の俑には一つとして同じ顔をしたものがなく、身分によって服裝がまちまちである。そこから、秦の軍隊(duì)が他民族の混成部隊(duì)であったことも分かっている。また、その兵馬俑たちは、すべて敵國(guó)のあった東を向いているという。

現(xiàn)在も発掘作業(yè)は続いており、文官や蕓人などの俑や、始皇帝が住んでいた宮殿のレプリカなども副葬品として発見されている。(翻訳?編集/愛玉)