Record China 2016年10月16日(日) 6時10分
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13日、中國のインターネット上に、中國人が日本國籍を取得する際のメリットとデメリットについて紹介した記事が掲載された。寫真は日本。
2016年10月13日、中國のインターネット上に、中國人が日本國籍を取得する際のメリットとデメリットについて紹介した記事が掲載された。
法務省のデータによると、2015年の外國人による帰化申請件數(shù)は1萬2442件。ピークだった1998年(1萬7486件)よりは少ないが、3年連続で増加している。このうち、帰化が許可されたのは9469人で、國籍では中國は韓國?朝鮮(5247人)に次いで2番目に多い2813人となっている。
では、中國人が日本國籍を取得するメリットとデメリットは何か。記事は、日本國籍を取得して十數(shù)年の張さんの話を紹介。張さんはメリットとして、「住宅ローンがすぐに降りたこと」「海外旅行の際にビザ取得が不要になったこと」「娘が北京大學に入學できたこと」の3つを挙げた。3つ目については、高校卒業(yè)後に外國人留學生として入學したといい、「もし中國人として受験していたら合格できた可能性は高くない」という。
一方で不便なこともあるようだ。それは、「中國に戻る時にはビザが必要なこと(※現(xiàn)在は15日以內の滯在はビザなし入國が可能)」と「中國で不動産を購入できないこと」の2つだそうだ。中國は外國人の不動産購入を認めていないためで、もし購入できていれば住宅価格の高騰で今頃は數(shù)倍の額を手にしていたと話した。
同じく日本國籍を取得した李さんは、もっと単純な理由だったようだ。李さんと妻は旅行が趣味だったが、以前、ハワイに行こうとした時にビザの申請にかなりの手間がかかったといい、このことが2人が日本國籍取得を決めた理由だった。日本國籍取得の條件は、素行が善良であること、日本に5年以上居住していること、自己または配偶者などが生計を立てられることなどで、手続き自體は難しくないと語っている。
また、李さんは日本では米國のように國籍取得の際に「米國に忠誠を誓う」といった儀式は存在しないと話し、以前、中國の某テレビ放送である人物が「日本國籍を取得するには天皇に忠誠を誓わなければならない。だから絶対に國籍取得は申請しない」と話していたのを聞いてあきれたことを明かした。
「日本政府も國籍取得を緩和している」というのは河北省出身の呉さん。子どもは日本で生まれ、日本人と同じように育った。そのため、一家で日本國籍を取得しようと考えたが、中國に不動産を所有していたため、法務省に相談したところ、呉さんと子どもだけが日本國籍を取得し、妻は中國籍を保留することになったという。呉さんは「國籍取得で変わったことは何もない。選挙で票を入れてくれと頼まれるだけ」と話しているという。
一方で、日本國籍を取得して中國でビジネスを展開する陸さんは、若干後悔している。上述のケースと同様に、中國では不動産を購入することもできず、身分証がないため高速鉄道のネット予約もできない。陸さんは、將來的に中國でのビジネスを考えている人は、日本國籍取得は考え直した方がいいと話しているという。(翻訳?編集/北田)
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