<リオ五輪>中國人に広がる被害者意識、背景に南シナ海問題―英メディア

Record China    2016年8月18日(木) 8時40分

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15日、英BBCは、折り返し地點を過ぎたリオ五輪について、中國の愛國者には「被害者意識」とも思えるような恨みつらみが積み重なっていると報じた。資料寫真。

2016年8月15日、英BBCは、折り返し地點を過ぎたリオ五輪について、中國の愛國者には「被害者意識」とも思えるような恨みつらみが積み重なっていると報じた。

五輪を観戦している中國人の多くは、まず「國旗問題」において「中國に対して不公平だ」と感じることとなった。正しくないデザインの中國國旗が掲揚された上に、ある競技では同じ銅メダルを獲得したにもかかわらず、米國よりも中國の國旗が低く掲揚されたことで不満が広がった。

中國選手にはドーピング疑惑もかけられている。體操や重量挙げ、競泳、ビーチバレーなどで疑いの目を向けられ、豪選手からは「ドーピング詐欺師」とまで罵倒されている。

ある世論調(diào)査によるち、中國人の80%超が「リオ五輪の審判は中國に対して偏見を抱いていると思う」と回答している?!杆螄庵袊韧袱瑜Δ苏`審される可能性がある」と回答した人は16%にとどまった。

中國人のこうした被害者意識をあおっているのは、中國の國営メディアだが、その背景には、7月に出された南シナ海問題をめぐる仲裁裁判判決がある。オランダ?ハーグの仲裁裁判所は、中國が主張する「九段線」の法的有効性を真っ向から否定する判決を下し、中國メディアは強い憤りと疑念を示していた。國際社會への怒りや不信感が、現(xiàn)在も國民感情に大きく影響している。(翻訳?編集/岡田)

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