2016年5月6日、ロシア訪問(wèn)中の安倍首相は黒海のリゾート地?ソチでプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と北方領(lǐng)土問(wèn)題などについて會(huì)談し、7日付で環(huán)球網(wǎng)はその様子を伝えたが、同時(shí)に「ロシアにとって日露関係より中露関係の方が重要。日本は多くを期待できない」という専門(mén)家の見(jiàn)方を紹介した。

ロシアにとってはヨーロッパ諸國(guó)からあまり歓迎されていない現(xiàn)狀の下でG7の1國(guó)である日本のリーダーの訪露は、ロシアが孤立していないことを示すチャンスになる。日本にとっては日中間の政治的緊張が続く中で、「ロシアカード」によって中國(guó)をけん制できることは望ましい。

しかし、あるロシア人の研究者は安倍首相の訪露の意義を過(guò)大視してはならず、今回の會(huì)談が日中露三國(guó)関係に與える影響は決して大きくはないとし、「政治的な角度から見(jiàn)ると、ロシアと中國(guó)との関係が日中露の三國(guó)関係の中で最も重要。日本はあまり多くを期待できない」と分析する。

日中関係が緊張している中でロシアと日本との関係が改善することは、必然的に中露の関係にも微妙な影響をもたらす。ロシア側(cè)はこれをはっきり認(rèn)識(shí)しており、したがって今回の會(huì)談を首都ではなくリゾート地のソチで行い、「非公式」の接待であることをほのめかしたという。

記事は、「日本がロシアなどとの外交関係の改善に努めることは反対しないが、もし一國(guó)の関係を改善することでもう一方の國(guó)との関係に圧力をかけようとする考えがあるなら、冷戦時(shí)代の外交や思考モデルから抜け出ていない。これはあらゆる東アジア地域の経済協(xié)力のプロセスに損害をもたらすことになるだろう」と伝えている。（翻訳?編集/矢野研介）