中國を侵略した國は多いのに、なぜ中國人は日本だけを恨んでいるのか?=「他國と比較すればわかる」「あまり知られていないが…」―中國ネット

Record China    2016年7月10日(日) 18時0分

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8日、中國のインターネット掲示板に、「中國を侵略した國は多いが、なぜ中國人は日本に対してだけ恨みを晴らそうという心理が働くのか」との問い掛けがあった。寫真は盧溝橋。

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2016年7月8日、中國のインターネット掲示板にこのほど、「中國を侵略した國は多いが、なぜ中國人は日本に対してだけ恨みを晴らそうという心理が働くのか」との問い掛けがあった。

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中國人が反日感情をむき出しにする一つの理由として、「中國を侵略した」という歴史があるが、歴史をたどれば中國を侵略したのは日本だけではない。この問い掛けに、中國のネットユーザーはどのような返答をしたのか。以下に一部のコメントを紹介する。

「日本とその他の國を比較すればいい。ほかの國はほとんどが経済上の略奪だったが、日本は領(lǐng)土も要求してきた。彼らの目的は中國をのみ込み、國をつぶすことだった。ほかの國による侵略も憎むべきだが、日本ほど無恥で殘忍だった國はない。彼らは非人道的な毒ガスや実験を行い、少女をレイプし、南京大虐殺を起こした。1895年の日清戦爭以來、日本は2度にわたって大規(guī)模な侵略を行い、その蠻行による害は現(xiàn)在に至るまで最も大きい。日本は今でも、現(xiàn)実に向き合わず、罪を認めない。過去に傷つけられ、現(xiàn)在でも傷つけようとする人々に安心できるだろうか」

「あまり知られていないが、8カ國連合軍が北京に入ってきた時、日本兵はロシア兵のように殘虐ではなかった。日露戦爭では新政府は中立だったが、実際には日本寄りだった。第2次世界大戦後の賠償は中國自らが放棄した。731部隊の細菌実験は政治犯を?qū)澫螭诵肖铯臁⑹瘠蠈澫螭扦悉胜盲?。日本の統(tǒng)治の下で満州國はアジア一の経済體となり、秩序があった。改革開放初期に中國への援助が最も多かったのが日本。私は親日でもないし、理由もなく日本を恨んだりもしない。私が言いたいのは、『弱ければたたかれるため、自分が強くなるしかない』『日本と中國は一衣帯水で同じ文化圏にあり、共に手を攜えて進むべき』『日本は中國の近代化に貢獻した』『政府が反日を宣伝するのは國を弱くする』ということ。憤青(※愛國思想が顕著な若者)たちには歴史を補習(xí)してから発言してほしい」

「私は『メディア』が原因だと思う。庶民とは過去を忘れていくもの。細胞が生まれ変わるのと同じように、新しい世代の人はあの歴史を理解しているはずはない。それらはすべてメディアの問題だ?!亥幞钎%ⅳ蛑皮工欷姓韦蛑皮工搿护趣いρ匀~を聞いたことがあるが、私たちが現(xiàn)在觸れている歴史は黨によるもの。ネットの小説や動畫、ドラマ、新聞、日本の侵略について語らない媒體があるだろうか。こうした狀況が続けば、日本に対する恨みが根をはり、他國の侵略は忘れ去られていく」

「侵略自體は弱肉強食であり、時代が生み出したものだから仕方がない。しかし、日本という國は確かにひどい。まず、日本は歴史的に見てわが國を侵略した時間が最も長い。次に、抗日戦爭期に日本は『三光政策(殺し盡くす、奪い盡くす、焼き盡くす)』や細菌実験、南京大虐殺などを行った。こんな國はほかにない。そして、現(xiàn)在でも日本はドイツのように反省していないし、教科書では侵略には觸れず、政治家は靖國神社に參拝し、軍隊をつくろうとしている」

「一部の人が、庶民が日本を憎むことを望んでいるから。戦後いったい何年が過ぎたのか。70年以上だ。一部の人々は何かにつけて仇日感情をあおっている??谷諔闋幤冥违丧楗蓼蚍潘亭筏?、代々にわたって宣伝している。1990年代には日中関係がどれほど友好的だったかを忘れてはいけない。日本のドラマは毎日テレビで見ることができた。どうして庶民に前を向かせないのか」

「最も大きいのは政府による宣伝だろう。もし、中國が毎年、日本以外の國による事件や大虐殺を記念する活動を行い、毎日テレビドラマを流せば、モンゴルやロシアに対する恨みはもっと深くなっているだろう。そうしないのは國家の利益や政治的な必要性から。政府とはそういうもので、間違っているとは思わない」

「この問題では、多くの中國人が南京大虐殺を理由に挙げるだろう。日中関係を研究すると奇妙な現(xiàn)象がついて回る。それは、ここ10年の中國人の日本に対する憎しみの感情が深まっていること。南京大虐殺が理由であるなら、それは時と共に徐々に減少していくのが普通だ。中國が臺頭するにつれて、日本への憎しみが増すのはなぜか。その答えは複雑な社會的要因のほかに、政府が社會の矛盾から人々の意識をそらそうと誘導(dǎo)していることがある。中國は経済の急成長で、中國人の極端な民族心理が膨張した。また、中國と日本に間にはまだ発展途上國と先進國という大きな差が存在しており、中國人は潛在的に恐怖と劣等感を抱いている。原因をつきとめ、薬を処方すれば、世世代代の友好の実現(xiàn)も可能になる」(翻訳?編集/北田

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