ATMの故障、無(wú)期懲役をもたらす―広東省広州市

2007年12月17日、「東方ネット」の報(bào)道によると、広東省広州市で、昨年発生した「1000元（約1萬(wàn)5000円）が1元（約15円）に」という前代未聞の事件の被告?許霆（シュー?ティン）が1年に及ぶ逃走の末に逮捕され、無(wú)期懲役という判決が下った。

【その他の寫真】

事件は、06年4月21日午後10時(shí)ごろ、許容疑者がATMで1000元を引き出したことが発端。お金を下ろした後、許容疑者は通帳を見てビックリ。何と1元（約15円）しか引き落とされていないことになっている。これを知った許容疑者は、さっそく友達(dá)の郭（グゥオ）と共謀で合計(jì)19萬(wàn)3000元（約289萬(wàn)5000円）を引き出した。

しかし、逮捕を恐れた郭容疑者は自ら警察に出頭。自首が認(rèn)められ、罰金1000元（約1萬(wàn)5000円）と懲役1年の軽い刑となった。一方、許容疑者は1年の逃亡生活の末に逮捕され、全財(cái)産沒(méi)収と無(wú)期懲役に処せられた。現(xiàn)在、許被告は「刑が重い！」と上訴中である。

中國(guó)の刑法によると、個(gè)人が公共の品物を盜んだ場(chǎng)合、その品物が3萬(wàn)元（約45萬(wàn)円）から10萬(wàn)元（約150萬(wàn)円）だと懲役10年か無(wú)期懲役、その上罰金か全財(cái)産沒(méi)収となる。今回、許被告は巨額を引き出した上に逃亡したため、判決は妥當(dāng)なものだという見方が強(qiáng)い。（翻訳?編集/FK）