2016年5月9日、中國北京市は2020年までに、市內(nèi)の五環(huán)路內(nèi)に自転車専用道路3200キロメートルを整備する計畫だ。2016年は300キロを整える方針。

4月25日付の北京日報によると、北京の中心部を全長約100キロにわたって取り囲む環(huán)狀道路?五環(huán)路の內(nèi)側(cè)には現(xiàn)在、700キロの自転車専用道路が設(shè)置されている。計畫が実現(xiàn)すれば20年にはこれが4倍強の長さとなる計算だ。

同市は渋滯問題の解消に向けて市民に自転車?yán)盲蚝簸訏欷堡皮?、今年は公共のレンタル自転車サービスに1萬臺を追加投入する計畫も打ち出している。この數(shù)も2020年をめどに10萬臺に引き上げる考えで、交通當(dāng)局の責(zé)任者は「北京の伝統(tǒng)である自転車?yán)盲虼伽筏郡ぁ工去偿幞螗取！缸攒炣?、徒歩、公共交通機関の利用を含めた『クリーン移動』の比率は東京が88％、ソウルは80％。北京は現(xiàn)在の70％から75％に高めることを目標(biāo)としている」と紹介した。北京では1970、80年代ごろの自転車による移動比率は66％前後に達していたが、現(xiàn)在は12％程度にまで低下している。（翻訳?編集/Yamaguchi）