2016年6月15日、新京報は、世界各地に散らばる中國系犯罪組織について伝えた。

アルゼンチン治安省と中國の駐アルゼンチン大使館は13日、合同で記者會見を開き、両國の警察が合同で中國系犯罪組織「貔貅」を摘発したと発表した。

「貔貅」は、同胞である中國人を狙ったゆすりや恐喝、強(qiáng)盜、謀殺などさまざまな犯罪で活発に活動していた。2014年には中國系スーパーの経営者を殺害する事件も起こしている。アルゼンチンでは2000年頃から中國系犯罪組織が現(xiàn)れるようになり、現(xiàn)在は17余りの組織が活動しているとされる。

こうした中國系犯罪組織の問題はアルゼンチンに限ったものではない。

アフリカ南西部のアンゴラでは、「福清幇」と呼ばれる犯罪組織が、中國人の誘拐や生き埋め、売春強(qiáng)要などやりたい放題だ。福清幇は日本にも存在しており、ほかに中國東北系の犯罪組織などもある。また、殘留孤児帰國者らを中心に構(gòu)成された「怒羅権（ドラゴン）」は、犯罪行為がたびたび報じられ、日本最大の暴力団、山口組との間で抗?fàn)帳馄黏长筏皮い搿?/p>

中國系犯罪組織は米國にも存在している。清代の秘密結(jié)社に端を発する犯罪組織「洪門」をめぐっては今年1月、組織の「龍頭（首領(lǐng)）」に対し、殺人やゆすりなど162件の罪狀がすべて確定し、終身刑の判決が下されている。（翻訳?編集/岡田）