2016年5月12日、米大統(tǒng)領(lǐng)選の民主、共和両黨の候補(bǔ)者は7月の全國大會(huì)で決まるが、白熱する指名爭いで候補(bǔ)者の発言に注目が集まっている。共和黨のドナルド?トランプ氏は中國との貿(mào)易に強(qiáng)硬的な姿勢を見せており、中國製品に高関稅を課すと主張している。これに関して中國専門家が見解を述べた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

中國との貿(mào)易に関して、米通商代表部（USTR）は10日、中國が米國産鶏肉に不當(dāng)に高い関稅をかけ、輸入を抑制しているとして、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）に提訴したと発表している。米國産鶏肉をめぐっては、中國が2010年に高い反ダンピング関稅と反補(bǔ)助金の関稅を課した際にも米國がWTOに申し立てている。これについて英國の記者は、「オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は2009年の就任以來何度もWTOで中國を提訴しており、その回?cái)?shù)は過去の大統(tǒng)領(lǐng)らを上回る」とし、中國との貿(mào)易に対し米國が強(qiáng)硬姿勢を示していると指摘した。

一方、中國人民大學(xué)國際関係學(xué)部副學(xué)部長の金燦栄（ジン?ツァンロン）氏は、「米大統(tǒng)領(lǐng)選が7月の全國大會(huì)に突入した際、中國が話題に上る頻度はさらに増えるだろう。中國と米國の貿(mào)易摩擦は頻繁に起きており、これまでは中國が弱い立場だった。ただ、中國は総合的な力が増したことで、“被制裁者”だった立場を変え、米國に対等な報(bào)復(fù)を行えるだけの能力を手にした。さらに、中國は國際法や米國內(nèi)の法律への理解を深めており、法的手段を用いて自身を守る可能性を高めている」と貿(mào)易において中國は米國と対等に渡り合う力を持っていると述べた。（翻訳?編集/內(nèi)山）