2016年5月10日、環(huán)球網(wǎng)によると、中國企業(yè)が農(nóng)業(yè)分野19項(xiàng)目に19億ドル（約2070億円）の資金を投じることで、カザフスタン政府と協(xié)議している。中國は「新シルクロード（一帯一路）構(gòu)想」を提唱しているが、これまでのような道路や鉄道などだけでなく、農(nóng)業(yè)、食品分野にまで拡大させようとしている。

英フィナンシャル?タイムズによると、カザフスタン農(nóng)業(yè)省の副大臣は中國が400億ドル（約4兆3600億円）を出資する「シルクロード基金」から3項(xiàng)目の投資を計(jì)畫しているとし、その一つが中國のトマト加工工場3社を中東の國へ移転させる內(nèi)容だと明かした。

カザフスタンは世界8位の小麥輸出國だが、農(nóng)業(yè)インフラは大きく立ち遅れたままとなっている。カザフスタン経済は石油に頼る現(xiàn)狀から、農(nóng)業(yè)を活性化させることで多様な成長が可能になると期待しているが、中國の投資企業(yè)は大規(guī)模農(nóng)場を借り入れるのではなく、現(xiàn)地企業(yè)との提攜という形で加工設(shè)備への投資を求めている。

舊ソ連に屬していた中央アジアの國々は原油や鉱物資源などの取引価格下落やロシアの低迷などから経済的に苦しい狀況にあり、中國からの投資によって成長を促そうとしている。（翻訳?編集/岡田）