2016年5月9日、香港アジア?タイムズは、「宇宙開発で中國(guó)が米國(guó)にプレッシャーをかけている」と報(bào)じた。

記事は、中國(guó)が本當(dāng)に米國(guó)と競(jìng)える領(lǐng)域は多くはないとしながら、「宇宙領(lǐng)域では急速に米國(guó)を追い上げている」と指摘。中國(guó)は文革時(shí)代からロケット開発に多くの資金と力を注いできたが、90年代は苦戦が続いた。しかし、その後は徐々に成果を上げ始めると、2012?15年には米國(guó)の72回に引けを取らない68回のロケット発射に成功した。また、「真に米國(guó)の顔色を変えたのは有人飛行である」とし、「米國(guó)がロシアの宇宙船“ソユーズ”で宇宙ステーションへ行かなければならないのに対し、中國(guó)は自國(guó)の“神舟”で03年以來(lái)5回の有人飛行に成功している」と紹介した。

さらに、「宇宙プロジェクトは複雑なように見えるが、基本的な概念が確立されてから數(shù)十年経っており、決してハイテクなものではない。意欲と資源があれば、多くの國(guó)が參加できる」とし、「“神舟”は米國(guó)の宇宙船に比べて比較的簡(jiǎn)単な設(shè)計(jì)であることが利點(diǎn)。ゆっくりと歩みを進(jìn)めてきた中國(guó)に対して、米國(guó)は常に最先端のシステムを追い求めてきたがゆえに、ロケット発射のコストを下げたり、使用率を上げたりするといった點(diǎn)で目標(biāo)に達(dá)していない」と指摘する。

記事は最後に、「童話の『ウサギとカメ』の競(jìng)爭(zhēng)のように、中國(guó)は著実に前進(jìn)することで最終的にはレースに勝利する」と予想している。（翻訳?編集/北田）