2016年5月11日、韓國?國民日?qǐng)?bào)によると、大韓體育會(huì)は同日、韓國競(jìng)泳界のスターでドーピング違反による処分期間が終了したばかりの樸泰桓（パク?テファン）のリオデジャネイロ五輪代表選抜問題について、「再論の余地はない」と強(qiáng)調(diào)した。

樸泰桓は「國家代表選抜規(guī)定の欠格事由に該當(dāng)する」との理由で、リオデジャネイロ五輪派遣候補(bǔ)者のリストに含まれなかった。大韓體育會(huì)は「11日午前に開いた第1回競(jìng)技力向上委員會(huì)で、樸泰桓の五輪代表選抜に関する議論は一切しなかった」と明らかにした。競(jìng)技力向上委員會(huì)の代表は協(xié)議後、「國家代表選抜の規(guī)定については、特別な問題がないため改定する理由がない」とし、「他の案件も含め、樸泰桓については議論されなかった」と説明した。

樸泰桓がリオデジャネイロ五輪に出場(chǎng)するためには、競(jìng)技力向上委員會(huì)が樸泰桓の國家代表選抜についての案件を上程し、スポーツ公正取引委員會(huì)が最終決定をする必要がある。スポーツ公正取引委員會(huì)はすでに、「法律の公平性のための一般的な法の原則に基づき、特定の人のために規(guī)定を改正することはない」との立場(chǎng)を示した。

一方、樸泰桓はリオデジャネイロ五輪出場(chǎng)を諦めておらず、大韓體育會(huì)長に自身の立場(chǎng)を伝えるため、面談を要請(qǐng)した。また、面談の結(jié)果によっては、國際スポーツ仲裁裁判所（CAS）へ提訴する方針も明らかにした。

樸泰桓は今月初め、仁川市庁で開かれたユ?ジョンボク市長の記者會(huì)見に出席した際、リオデジャネイロ五輪への出場(chǎng)許可を求めて土下座した。

これについて、韓國のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「選手のことを一番に考えるべき」

「原則を守るのもいいけど、國民のこのもどかしい気持ちはどうするつもり？1度くらい検討すればいいのに…」

「他の國に帰化してほしい」

「頑なに原則を守る人たちなのに、どうしてこんなにも不正や派閥が多い？」

「委員會(huì)は自分たちの給料に関わること以外は興味がないのだろう」

「後輩のために譲ってあげて。樸泰桓が出場(chǎng)するために他の選手が犠牲になってはいけない」

「もちろん原則を守るべき。政治家がしそうな白々しい土下座を見て、応援する気をなくした國民は多いだろう」

「樸泰桓はもういい。今後は樸泰桓のような人材を発掘し、國全體で育てていこう」（翻訳?編集/堂本）