2016年5月15日、韓國?中央日?qǐng)?bào)はこのほど、ソウル市が昨年から莫大（ばくだい）な予算を投じて市內(nèi)各所にランドマークとなる造形物の設(shè)置を進(jìn)めているが、3點(diǎn)目が完成した現(xiàn)在、市民や観光客の反応はいまひとつだと報(bào)じた。

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先月、江南區(qū)に設(shè)置されたのは、數(shù)年前に世界的なヒットとなった歌手PSY（サイ）の「江南スタイル」の歌唱中の腕の動(dòng)きを表現(xiàn)した像。幅8．3メートル、高さ5．3メートルの巨大さで、全體が金色をしている。同區(qū)役所の関係者は「世界的な都市にそれぞれのランドマークがあるように、江南のど真ん中に建ったこの銅像がソウルのランドマークになるだろう」と話したが、市民から肯定的な意見はなかなか聞こえてこない。近くに勤める女性會(huì)社員は「流行が急激に変わる今の時(shí)代、20年後にも人々がこれを見て『江南スタイル』という歌を思い浮かべられるか疑問」とし、別の男性會(huì)社員は「手首から先だけでちょっと気味が悪い。制作意図が分からない」と話した。

昨年1月、市の中心を流れる漢江河畔に建てられた「怪物」の像も評(píng)判が良くない。韓國で06年に大ヒットした映畫「グエムル?漢江の怪物?」のキャラクターを再現(xiàn)したものだが、「10年前に國內(nèi)ではやっただけの怪物の像をなぜいまさら」とか「見た目もそうだが奇怪な音が出て小さい子どもが泣き出した」など、市民の評(píng)価は散々だ。

そしてもう一つ、昨年4月に國會(huì)前に建てられた「果物の木」。こちらは色とりどりの果物が1本の木になる様子を表現(xiàn)しており「斬新な発想」と寫真を撮る観光客もいたそうだが、「派手な色と國會(huì)議事堂の建物が合わない」との意見が多く、とうとう昨年12月に同じ敷地內(nèi)の憲政記念館前に移されたという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは4000件ものコメントが寄せられた。

「ランドマークなら象徴であるべきなのに、これは恥ずかしい」

「こんな物を造る金があるなら公共交通の値段を下げてくれ」

「いっそ木でも植えてほしかった」

「ちゃんとデザインしてくれ」

「『江南スタイル』を知らなかったら、手首の像はまるで手首を縛られた罪人か監(jiān)獄の象徴に見える」

「寫真で見ただけでも気持ち悪いね。どこがこれを発注したのか、稅金がどこにどれだけ使われたのかが気になる」

「ずいぶんどでかいのを造ったね」

「ただ情けないだけ。そのお金は恵まれない人たちに使うべきだった」

「自信を持てない民族ほど海外の反応に敏感だ」

「どれもうちの庭にすら置きたくない。撤去する時(shí)、材料は売れるんだろうか。それとも、捨てる費(fèi)用がかかるのかな」（翻訳?編集/吉金）