2016年5月12日、臺(tái)灣のニウ?チェンザー（鈕承澤）監(jiān)督がプロデュースする映畫のロケで、高雄市にある國(guó)定古跡を損壊させたことが明らかに。市文化局では撮影中止を求めている。三立新聞網(wǎng)が伝えた。

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問題が発生したのは、臺(tái)灣映畫「青禾男高」の高雄ロケでのこと。同市にある國(guó)定古跡で、かつて日本軍が所有していた「海軍鳳山無線電信所」で撮影が行われているが、この建物の壁に大きな穴が開けられていたことが明らかになった。市文化局では撮影中止を求め、文化財(cái)保存法違反に當(dāng)たるとして制作會(huì)社を提訴する構(gòu)えを見せている。

映畫を制作する原子映象有限公司は12日、聲明文を発表。指摘された過失を認(rèn)めて謝罪し、「修復(fù)に必要な全ての費(fèi)用を負(fù)擔(dān)する」としている。なお、プロデューサーのニウ?チェンザー監(jiān)督については、「撮影そのものには関わっていない」として、現(xiàn)場(chǎng)での関與を否定している。

ニウ?チェンザー監(jiān)督と言えば、14年公開の映畫「軍中楽園」でも臺(tái)灣社會(huì)を揺るがすトラブルが発生。ロケ地選びのため海軍基地を訪問した時(shí)、スタッフの中に中國(guó)籍カメラマンが交じっていたことが明らかになったものだ。要塞侵入罪に抵觸する行為として、高雄地裁が懲役5カ月（執(zhí)行猶予2年）の判決を下し、一時(shí)は映畫そのものが封印されるのではと話題になった。

こういった前科のあるニウ?チェンザー監(jiān)督だけに、今回の古跡損壊についても、今後の動(dòng)きが注目されている。（翻訳?編集/Mathilda）