2016年5月18日、中國(guó)は近年アフリカでの支援や投資などによりアフリカ諸國(guó)から支持され大きな影響力を持っている。南部のジンバブエとも良好な関係を保っているが、ジンバブエ野黨議員が反中的な発言をしているとして話題となっている。環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

報(bào)道によると、30年間にわたりジンバブエと中國(guó)は貿(mào)易パートナーであり盟友関係にある。2015年には、ジンバブエのたばこ輸出量の過半數(shù)が中國(guó)向けで、同年ジンバブエは法定通貨に中國(guó)の人民元を採(cǎi)用するなど関係は深まっている。

両國(guó)の関係が良好な中、ジンバブエの野黨?人民民主黨（ZPDP）に所屬する議員?Willias Madzimure氏はこのほど、「ジンバブエから中國(guó)人を追い出せ」と自國(guó)民に呼びかける発言を行った。これに関して北京大學(xué)アフリカ研究センターの劉海（リウ?ハイ）副主任は、「米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)選で候補(bǔ)者が中國(guó)を話題にするように、アフリカの多黨制國(guó)家は政黨同士の爭(zhēng)いで中國(guó)を取り上げることは非常に普遍的?！褐袊?guó)人を追い出せ』の論調(diào)はザンビアやボツワナでも過去に出現(xiàn)しているが、こうした主張をする候補(bǔ)者が議員に當(dāng)選すると態(tài)度をガラリと変える」と語(yǔ)っている。

さらに、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院西アジアアフリカ研究所の李智彪（リー?ジービャオ）研究員は、「中國(guó)の対アフリカ支援?投資は多くのアフリカ諸國(guó)と國(guó)民に受け入れられ支持されている。中國(guó)資本企業(yè)が投資の際に現(xiàn)地政府や民衆(zhòng)と衝突することもあるが、これはビジネス上では正常な現(xiàn)象であり誇張するべきではない」と述べた。

一方で、ZPDP議員の発言について米メディア?Quartzは、「ZPDPは與黨に比べると影響力は小さいが、彼らの発言はジンバブエ國(guó)民の反感や不満を反映している」と指摘した。（翻訳?編集/內(nèi)山）