2016年5月19日、中國(guó)メディア?新浪體育は、バレーボール女子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選で日本がタイに勝利したことについて、ロンドン五輪の悲劇の再現(xiàn)と報(bào)じた。

タイの女子チームは、4年前のロンドン五輪の予選でも本大會(huì)出場(chǎng)の當(dāng)落線上にいた。當(dāng)時(shí)、最終戦を前にロシアと韓國(guó)の予選突破がすでに決まっており、4勝2敗のセルビアと4勝3敗のタイが勝ち點(diǎn)12で3位と4位につけ、日本は4勝2敗の勝ち點(diǎn)11で5位だった。

最終戦では、セルビアが日本にセットカウント3?2で勝利した場(chǎng)合に限り、タイが出場(chǎng)権獲得を逃すという狀況だった。つまり、タイはほぼ本大會(huì)出場(chǎng)を手中に収めていた。しかし、結(jié)果は3?2でセルビアの勝利。セルビアが勝ち點(diǎn)14で3位にとなり、日本とタイが勝ち點(diǎn)12で並んだ（第4セットまでの決著は勝ち3點(diǎn)?負(fù)け0點(diǎn)、フルセットでの決著は勝ち2點(diǎn)?負(fù)け1點(diǎn)）が、セット率で上回った日本が五輪出場(chǎng)権を獲得した。この時(shí)、途中まで優(yōu)勢(shì)だった日本が逆転負(fù)けを喫したことについて、日本內(nèi)外で「八百長(zhǎng)疑惑」が持ち上がったが、結(jié)果的には証拠不十分で処分はなかった。

そして、4年後にタイの「悲劇」は再現(xiàn)した。18日の試合で、日本とタイは文字通りの死闘を繰り広げる。韓國(guó)に敗れた日本も、これ以上負(fù)けが許されない狀況だった?；イい?セットずつを奪って迎えた最終セット、タイは12?6と大きくリードして勝利が見えた。ところが、そこから日本が8連続ポイントを獲得し、14?12と大逆転に成功する。この間、タイは遅延行為によって2度のレッドカード（日本のポイント）が出された。完全にリズムを亂されたタイは、13?15でこのセットを落として敗れた。

試合後、タイチームからは判定への不満が噴出した。キャテポン監(jiān)督によると、選手交代をしようとタブレット端末のボタンを押したが反応はなく、タイムアウトを要求。それが遅延行為とみなされたという。記事は、「メキシコ人の主審は9點(diǎn)のうち2點(diǎn)をレッドカードで與えた。そして、ホームチームが大きくリードされている狀況でこれが起きたことに、その判定の合理性と公平性に疑義が生じるのは當(dāng)然である」と指摘している。一方で、「審判と電子端末による選手交代が注目を集めたが、両チームのパフォーマンスは素晴らしかった。タイは終わった試合について不満を述べても意味はない。気持ちを切り替えて次の試合に臨むことを期待したい」としている。（翻訳?編集/北田）