オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の被爆地?広島訪問、中國「日本は戦爭の被害國ではない」と重ねて強(qiáng)調(diào)

Record China    2016年5月21日(土) 20時(shí)20分

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オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の被爆地?広島訪問について、中國は訪問により、日本が戦爭の「加害國」でなく、「被害國」とされかねないと警戒感を強(qiáng)めている。寫真は広島の原爆ドーム。

2016年5月21日、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の広島訪問が27日に迫った?,F(xiàn)職大統(tǒng)領(lǐng)として初の被爆地訪問について、日本を「侵略戦爭の加害國」とする中國は、訪問により「被害國」と位置付けられることを警戒。共産黨系メディアも「日本政府はアジアの國への謝罪に前向きではない一方、米國の謝罪獲得の道を黙々と進(jìn)んでいる」などと批判している。

中國國営?新華社通信は今月10日、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の広島訪問が決まった直後に速報(bào)。中國の高い関心をうかがわせたが、同時(shí)に「第2世界次大戦の早期終結(jié)のために原爆を投下したとの米側(cè)の立場を否定するものではない」とする米國政府の見解を付け加えるのを忘れなかった。

中國外交部の陸慷報(bào)道官は翌11日の記者會(huì)見で「原爆投下が日本の軍國主義分子の幻想を粉砕した」と主張する一方、犠牲となった一般國民への「同情」にも言及。さらに「日本が各國要人の広島訪問を計(jì)畫するのは、軍國主義の道を再び歩まないことを世界に示す目的であってほしい」と述べ、日本が「被害國」の側(cè)面を強(qiáng)調(diào)することに懸念を示した。

中國共産黨中央委員會(huì)機(jī)関誌?人民日報(bào)の國際版「環(huán)球時(shí)報(bào)」は社説で「日本はこの問題で自らを戦爭の被害者であるかのようなイメージを形成しようとしている」と指摘?!溉毡兢斡乙恧弦回灓筏频?次世界大戦の兇暴で愚かな侵略を洗い流そうとし、彼らはなぜ2発の原爆が日本に落とされたのかを真剣に考えようとしない」「日本政府はアジアの國への謝罪に前向きではない一方、米國の謝罪獲得の道を黙々と進(jìn)んでいる」などとも非難した。

中國新聞網(wǎng)も「加害者だった日本に謝罪するべきなのか」との記事で、この70年余りの間、現(xiàn)職の米大統(tǒng)領(lǐng)が広島と長崎を訪問してこなかったことについて、米國內(nèi)で訪問が謝罪と受け取られるのを懸念していたためだったと紹介。米國の保守派の人々には「日本は原爆を落とされるだけの理由があった」ということを日本に伝えなければならない、といった考え方も根強(qiáng)いとした。

その一方で、中國國民の関心は低いよう。環(huán)球時(shí)報(bào)がネット上で広島訪問について「ホワイトハウスは謝罪しないとしているが、韓國メディアは日本の“免罪符”になるのではと懸念している。あなたはどう思いますか?」と前置きして実施したアンケートによると、「気になる」との回答は17%にとどまり、「気にならない」が83%に上った。

中國首脳が広島を訪れたことはないが、同じ被爆地?長崎を訪問したことはある。1983年11月、中國共産黨の胡耀邦総書記(當(dāng)時(shí))は、中曽根康弘首相(同)との首脳會(huì)談などのため來日した際、中國の指導(dǎo)者として初めて長崎市の原爆爆心地跡の平和公園を訪れ、平和祈念像に獻(xiàn)花している。

原爆投下から70年の節(jié)目となった昨年8月6日の「広島平和記念式典」には、キャロライン?ケネディ駐日米國大使や核保有國の英國、フランス、ロシア代表が參列。事実上の核保有國とされるインド、パキスタン、イスラエルも出席したが、中國は欠席だった。(編集/日向)

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