2016年5月23日、臺灣?聯(lián)合新聞網(wǎng)は世界保健機関（WHO）が21日に発表した世界で拡大傾向にある抗生物質(zhì)の「耐性菌」問題に関する文章を引き、2050年までに抗生物質(zhì)の耐性菌によって世界で毎年1000萬人が亡くなると伝え、特に現(xiàn)在世界の抗生物質(zhì)使用量の約半分を占める中國が有効な対策を採らなければ毎年100萬人が早死するだろうと報じた。

抗生物質(zhì)の効かない耐性菌は世界中の人々の健康を脅かす深刻な問題となっているが、とりわけ世界最大の抗生物質(zhì)使用國である中國では、その過剰摂?。▉y用）が専門家から指摘されている。たとえ現(xiàn)在は治療が可能な病気であっても薬の過剰摂取を続けていると、細(xì)菌の薬に対する耐性が強くなり、やがて人々の健康にとって大きなリスクとなる。

WHOは人々が抗生物質(zhì)を服用する際の注意點として、その薬を用いた治療が本當(dāng)に必要なのかどうかを考えるべきこと、醫(yī)師が処方した抗生物質(zhì)は使いきり、余っても他の人に與えたりしないことなどを指摘した。一方、醫(yī)師に対しては、本當(dāng)に必要な時だけ抗生物質(zhì)を処方すること、新型の抗生物質(zhì)の研究開発を支援すること、耐性菌問題についての宣伝や啓発活動を世界中で行うことなどを勧めている。さらに萬が一世界中で協(xié)調(diào)行動が取られなければ、世界は「ポスト抗生物質(zhì)時代」に入り、ありふれた感染癥でも命取りになってしまうこともあると警告した。（翻訳?編集/矢野研介）