2016年5月24日、南シナ海問(wèn)題に関してフィリピンがオランダ?ハーグの國(guó)際仲裁裁判所に提訴中で、米國(guó)はベトナムに対し武器禁輸の全面解除を発表したが、この動(dòng)きは南シナ海問(wèn)題で中國(guó)と領(lǐng)有権を爭(zhēng)うベトナムを支援し中國(guó)をけん制する狙いがあるとみられている。緊張狀態(tài)が続く南シナ海だが、香港サウスチャイナ?モーニング?ポストは中國(guó)で南シナ海観光が盛り上がりを見(jiàn)せていると伝えた。

南シナ海は1?4月の気候が最も穏やかで、熱帯地域のリゾート地に匹敵する。南シナ海の観光ツアーは2013年から開(kāi)通し、今年3月から「椰香公主號(hào)（ココナッツ?プリンセス號(hào)）」に代わり、クルーズ船「北部灣之星」が就航している。ツアーは西沙諸島（パラセル諸島）の鴨公島など複數(shù)の島を回る內(nèi)容で、同ツアーに參加している人は皆中國(guó)本土の人。ツアーの參加には事前の身辺調(diào)査をパスする必要があるという。

クルーズ船內(nèi)では、愛(ài)國(guó)要素が盛り込まれた映像や司會(huì)者が歴史を紹介し、南シナ海における中國(guó)の主権を訴えている。參加者からは、「愛(ài)國(guó)心や好奇心から參加を決意した」との聲が多く聞かれ、観光客らは船上で記念撮影をする際に中國(guó)國(guó)旗を掲げるのがお決まりのポーズとなっている。中には中國(guó)の愛(ài)國(guó)歌「歌唱祖國(guó)」を歌い踴り出す年配者も見(jiàn)られ、國(guó)旗掲揚(yáng)のイベントでは皆が國(guó)歌を口ずさむ光景が広がるという。

パラセル諸島には居住や飲食を提供できる観光施設(shè)がまだ存在しないため、観光客は船上での滯在に多少の不便もあるかもしれないが、報(bào)道ではこの観光ツアーに関して、「北部灣之星で最も満ち足りているのは愛(ài)國(guó)主義だ」と報(bào)じている。（翻訳?編集/內(nèi)山）