中國の若者の間で「つまらないライブ配信」が人気!若い世代の「孤獨(dú)」が浮き彫りに?―中國紙

人民網(wǎng)日本語版    2016年5月26日(木) 0時(shí)20分

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24日、ますます多くの若者がライブ配信を観るのは、刺激を追い求めるためではなく、「つまらないものを観る」ことが目的となっているからだという。

2016年5月24日、ライブ配信が今年の最もホットな「インターネットへの出入口」の一つとなったことは否定できない。同時(shí)に、節(jié)度に欠けた一部の現(xiàn)象も社會(huì)の物議を醸している。だが、大多數(shù)の人々の想像に反し、ますます多くの若者がライブ配信を観るのは、刺激を追い求めるためではなく、「つまらないものを観る」ことが目的となっているからだ。中國青年報(bào)が伝えた。

コメント機(jī)能付き動(dòng)畫サイト「bilibili」が今月17日に明らかにしたところによると、同サイトがシャオミ(小米)と提攜して試験放送した「小米MAX超耐久無聊待機(jī)ライブ」は、7日間を超えた生放送期間中、1000萬を上回るユーザーが視聴した。7日間のライブ放送中、パーソナリティがやったことといえば、お馴染みの歌やダンスのパフォーマンス以外に、何もしない?食事をする?絵を描く?ゲームをする?テントを張って寢るなど、「見どころ」が探し出せないものばかり。16日午後、ライブ配信の実験の「つまらなさ」は極限に達(dá)し、「天下一のぼんやり大會(huì)」までやり始め、ライブはぼんやり一色に包まれた。

bilibiliライブ配信のメイン畫面右側(cè)には、「過去7日間のランキング」のコーナーが設(shè)けられている。ランクインしているユーザーは、過去7日間にこのライブ発信で獲得した賞金額が高い人々だ。この「最もつまらないライブ」に、多額の賞金が出されていたことは、誰もが想像しなかったことだ。また、賞金を出す側(cè)も、最高で2492.1元(約4萬2000円)投じていた。

女性パーソナリティが食事をするライブ配信で1カ月に1萬元以上を稼いだり、映畫「百鳥朝鳳」のプロデューサーがライブ配信中に跪いて公開予定をPRしたことで興行収入がアップしたことまで、小米とbilibiliが今回行った「最もつまらないライブ配信」は、若者層に的を絞った新しいタイプのマーケティング方法を模索する手段となった。

「これは、若者世代の空虛さを反映しているにすぎない」と指摘する人もいる。bilibili側(cè)が今回の試みに関して投稿した公式微博(ウェイボー)上で、多くのネットユーザからは、「本當(dāng)に暇すぎ」「本當(dāng)にくだらなさすぎる」などのコメントが多く寄せられた。

生放送視聴?発信アプリ「在直播」の呉哲CEOは、「ライブ配信の人気の高さは、現(xiàn)代生活における若者世代の孤獨(dú)を反映している。彼らの多くはまだ學(xué)生で、現(xiàn)実生活や社交生活において、経済的基盤や社會(huì)的地位はもちろん、社交力においても決して優(yōu)れてはいない。だからこそ、二次元というマイノリティーの世界で周囲から認(rèn)められることを望んでいる。これは、『つまらないライブ配信』に人気が集まる原因のひとつとなっている」との見方を示した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KM)

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