脂肪肝治療に新たな方針、中國の研究者が「BTG1」遺伝子の予防作用を発見―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2016年5月26日(木) 5時40分

拡大

26日、中國の研究者はこのほど、「BTG1」と呼ばれる遺伝子がマウスの脂肪肝の予防を促すことを発見し、脂肪肝の治療の新たな方針を示した。資料寫真。

2016年5月26日、中國の研究者はこのほど、「BTG1」と呼ばれる遺伝子がマウスの脂肪肝の予防を促すことを発見し、脂肪肝の治療の新たな方針を示した。新華社が伝えた。

中國科學(xué)院上海生命科學(xué)研究院栄養(yǎng)科學(xué)研究所の郭非凡教授によると、同遺伝子は哺乳類の各組織にあまねく存在し、疾患(多発性硬化癥、乳がん、前立腺がんなど)の発癥の過程に関與する。過去の研究によると、同遺伝子の発現(xiàn)は、肝臓がん患者の肝臓において顕著に弱まる。肝臓がんの発生は、脂肪肝の進展との間に関連性を持つ。これは同遺伝子と脂肪肝の関連性の可能性を暗示している。

新たな研究により、一般的に用いられている脂肪肝の模型(レプチン受容體の突然変異が生じているマウスの肝臓)において、BTG1の発現(xiàn)が大きく弱まることが明らかになった。このマウスにBTG1を注射すれば、脂肪肝の癥狀を和らげることができる。逆に野生のマウスからBTG1を取り除けば、脂肪肝を誘発させることができる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集YF)

この記事のコメントを見る

中國や韓國の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜