2016年5月24日、韓國?ヘラルド経済によると、韓國の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領が25日から12日間の外遊に出発することを受け、韓國の政界から「國內の問題が山積する中で、大統(tǒng)領の海外歴訪が頻繁過ぎる」との批判の聲が上がっている。

樸大統(tǒng)領の海外歴訪は今回で23回目。1987年の民主化以降、歴代大統(tǒng)領と比較すると確かに回數は多い方だ。元大統(tǒng)領の盧泰愚（ノ?テウ）氏は在任中10回、金泳三（キム?ヨンサム）氏は14回、金大中（キム?デジュン）氏は23回、盧武鉉（ノ?ムヒョン）氏は27回、そして李明博（イ?ミョンバク）前大統(tǒng)領は49回だった。樸大統(tǒng)領の殘りの任期を考えれば、李明博前大統(tǒng)領まで行かないにしても、盧武鉉氏の回數を超えることは確実だろう。

大統(tǒng)領府は批判に対し、韓國の國力が伸び國の格が上昇するに従い、海外歴訪の回數が増えるのは自然なことと釈明している。ある外交消息筋は「大統(tǒng)領の海外歴訪を世論がよく受け止めていないことは認識している」としながらも、「2國間外交ではわが首脳を招く國がますます増え、多國間外交の場でも韓國がなくてはならない重要國家に成長した」ため、「大統(tǒng)領によるトップ外交は不可避」と説明した。

韓國のネットユーザーからは、樸大統(tǒng)領の外遊を「海外旅行」とやゆするコメントがたびたび寄せられる。世論の受け止めは日頃から冷ややかなようだが、今回、政界からも批判論が出たことを受け、ネットユーザーは次のような聲を寄せた。

「國の格に合わせて、こちらから訪ねて行かずに來させればいい」

「國民の稅金で任期中に世界旅行をするつもりだ」

「國內が大変になるたび旅行。國民をばかだと思ってるのか？」

「海外では樸大統(tǒng)領がカモに見えるから招いてるだけ。そうじゃなければ自分から來るはずじゃないか」

「ファッションショーとしては成功したのかな？それ以外はこれといってやり遂げたことがなさそうだけど」

「大統(tǒng)領が海外に行けば行くほど國の格が下がる」

「やれることがないから、海外旅行に行くしかないんだ」

「ここまでくると病気だよ。それより毎年1回全國を回るのはどうかな？そうすれば國民がどんな暮らしをしてるか分かり、統(tǒng)治もできるってものだ」

「仕事が面倒だから海外に出てるだけだと思う」

「まあ何にしても1等になってみないとね」（翻訳?編集/吉金）