2016年5月25日、韓國のインターネット掲示板に立った歴史と文化に関するスレッドの書き込みと韓國人のコメントに、中國のネットユーザーが関心を寄せている。

スレッドは「わが國は5000年の歴史があるのに、なぜそれに見合うような伝統(tǒng)的な祝日がないのか」と題されている。中國には「舊正月」、日本には「花火」や「花見」、米國には「ハロウィーン」や「獨立記念日」、ブラジルには「サンバ」などがあるものの、韓國には伝統(tǒng)的と言える祝日や行事がない、というのがスレッド主の主張だ。

これに対して、韓國のネットユーザーからは「キムチ節(jié)がある」「韓服の文化が殘っていればなあ」「儒教のせいだ」「中秋節(jié)と正月の文化はあるだろう」「もともと5000年の歴史があるっていうのがうそ」「歴史の先生が言ってたけど、『5000年の歴史』ってのは無條件に愛國心を抱くようにねつ造されたものらしい」「朝鮮時代は毎日のように侵略されて、生活するのも苦しかった。伝統(tǒng)的な祝日がないのも當然」などのコメントが寄せられた。

一方で、これを見た中國のネットユーザーからは「中國の祝日は韓國の祝日。半島人はほとんどが中國から渡ったんだから」「5000年の歴史だって？そりゃ中國のことでしょ」「日本人は歴史問題以外は悪くないけど、韓國人は何でもかんでも起源を主張するからな」「わが國の古代における周辺國家への文化植民は深く根付いている。そして、これらの國は獨立してから長い月日が流れているにもかかわらず、自分たちがどのような（獨自の）伝統(tǒng)を持つべきかということを知らない」「中國には歴史があるのに、多くの伝統(tǒng)を殘していない…」などのコメントを殘している。（翻訳?編集/北田）