「日本人がこんなに親切で優(yōu)しい人たちだとは思わなかった」=叔母の話を聞いて、私は大阪が大好きになった―中國人學(xué)生

日本僑報(bào)社    2016年5月29日(日) 6時(shí)0分

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日本人の中で、大阪人の気質(zhì)は比較的中國人のそれと似ていると言われる。山東政法學(xué)院の張晨雨さんは、大阪に住んでいる叔母の話を聞いて、大阪にどっぷりとはまってしまったようだ。寫真は大阪。

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日本人の中で、大阪人の気質(zhì)は比較的中國人のそれと似ていると言われる。大阪に住んでいる叔母の話を聞いて大阪にどっぷりとはまってしまったという山東政法學(xué)院の張晨雨さんは、自身と大阪の関係について次のように作文につづっている。

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中國では北京人と上海人のお國自慢合戦が有名だが、私自身はあまり興味がない。でも、日本語を勉強(qiáng)し始めて、日本にも北京と上海のような、大阪と東京の「砲煙なき戦爭」があることを知った。大阪人は東京人に「ケチで俗っぽい」とばかにされ笑われて、大阪人は「東京人は孤高を標(biāo)榜するだけ」と反論しているが、やはり分が悪い。

私の叔母は5年前から仕事で大阪に住んでいる。叔母は中國に帰ってくるたびに、よく私に大阪の話をしてくれる?!复筅嫒摔先毡救摔坤堡?、まるで中國人みたいだよ」。叔母が最初に大阪に行ったとき、道に迷ってしまい、見知らぬおばあさんに道を?qū)い亭?。すると、そのおばあさんは目的地までついてきてくれたそうだ。その時(shí)、叔母は日本語を少ししか話せなかったが、「日本人がこんなに親切で優(yōu)しい人たちだとは思わなかった」と話してくれた。

日本語を勉強(qiáng)し始めた時(shí)、「大阪弁はイントネーションが標(biāo)準(zhǔn)語と反対のものが多いので気をつけるように」と先生に言われたことがある?!赣辍工取革崱?、「箸」と「橋」など、もともと覚えるのが難しいのにイントネーションを間違えてよく注意される。小さな子供からおじいさんまで、大阪人はみんな大阪弁でしゃべる。関西學(xué)院大學(xué)の教授が調(diào)べたデータによると、「地元の言葉が好き」「どちらかと言えば好き」と答えた人は東京では58%。一方、大阪では92.1%だそうだ。大阪弁を愛する大阪人は、妙なイントネーションの大阪弁を使う人に厳しいらしい。大阪への愛情と誇りにあふれた人たちなのだ。

叔母は時(shí)々、大阪人が人に道を教える時(shí)のマネをしてくれる?!袱饯长颔豫濂盲刃肖盲?、エレベーターに乗ってドーンと降りるんや」。私は「ピュッ」「ドーン」と言われてもよくわからないのだが、叔母はこれが大阪流の親切さだと説明してくれた。

私は大阪のお笑い番組が大好きだ?!袱埭薄工取袱膜盲长摺工洗筅孥亭扦胜い让姘驻丹瑏护铯椁胜?。テレビのスタッフが街頭でインタビューをするのに、マイクの代わりにタワシを差し出すと、東京の人は困った様子で「これ、タワシじゃないですか」と答えた。嫌な顔をする東京人と逆に、大阪の人はすました顔でインタビューに答えている。連れの人も加わって、見事なジョークのコンビプレーを見せてくれる。

日本語を勉強(qiáng)し始めてもうすぐ3年になる。大好きな大阪の漫才を見ても、実はまだ半分しか意味が分からない。でも、大阪人の表現(xiàn)の仕方は、言葉がまだまだの私にもとても面白い。なぜ、こんな素?cái)长蚀筅妞瑬|京人に嫌われるのか、私にはわからない。大學(xué)を卒業(yè)したら大阪に行く、というのが今の私の夢だ。もっともっと日本語を勉強(qiáng)して、いつか私はきっとこの目で本物の大阪を見に行く。大阪人と大阪弁で冗談を言えるような日を夢見ている。(編集/北田

※本文は、第十一回中國人の日本語作文コンクール受賞作品集「なんでそうなるの?中國の若者は日本のココが理解できない」(段躍中編、日本僑報(bào)社、2015年)より、張晨雨さん(山東政法學(xué)院)の作品「好きやねん、大阪」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。

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