2016年5月30日、米大統(tǒng)領(lǐng)選で共和黨の指名が確実となったドナルド?トランプ氏のマスク生産で中國の工場が活気付いている。同氏は雇用問題で中國の製造業(yè)に批判的な発言を繰り返しており、この報道に中國のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。

29日付の界面新聞によると、トランプ氏のマスク生産を手掛けているのは浙江省金華市の工場。通常はハロウィーン用のマスクを主に生産しているが、米大統(tǒng)領(lǐng)選が盛り上がりを見せる中、トランプ氏、民主黨のヒラリー?クリントン氏のマスクも投入。いずれもおよそ50萬個が売れたが、工場関係者は「最終的な勝者はトランプ氏」と予測し、トランプ氏のマスクがより好調(diào)な売れ行きを見せるとの見方を示した。

トランプ氏が批判する中國の工場が同氏に商機(jī)を見出したとの話題に、中國のネット上には「誰が大統(tǒng)領(lǐng)になろうが、中國のこの工場がもうかればうれしい」「肖像権の問題はクリアしているのだろうか」「誰が買うの？」「トランプ氏が大統(tǒng)領(lǐng)になったら米國経済はもっと大変なことになると思う」「製造大國」「中國人は何でも作る」「もしクリントン氏が勝ったら大損か？」「民間企業(yè)の臨機(jī)応変さは普通じゃない」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/野谷）