Record China 2016年6月1日(水) 15時40分
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5月1日、上海在住の塚本博信氏が河南省にある太極拳発祥の地?河南省溫県陳家溝で、陳氏太極拳の外國人としての最古參に當たる地位を與えられた。
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2016年5月1日、日本人の太極拳指導者が、中國河南省にある太極拳発祥の地?陳家溝で、陳氏太極拳の伝人(伝承者)として門人儀式に參加し、中國國內(nèi)や日本へ向けてその地位を発信することが正式に認められた。外國人としては最古參に當たる第11代伝人の地位を務めるのは、上海在住の日本人指導者、塚本博信氏だ。
【その他の寫真】
陳家溝は河南省の古都?洛陽市から南西に70キロほどに位置する農(nóng)村で、この地で初代陳王延(1600?1680年)により太極拳が生み出され、楊式、呉式など分派が派生し、また後には健康體操として二十四式などが制定された。外國人が伝統(tǒng)武術(shù)である陳氏太極拳の開祖より11代目に當たる正統(tǒng)継承者としてその中心に立ち、中國武術(shù)の伝統(tǒng)的な儀式へ參加することは極めて異例で、話題となっている。
塚本氏は1972年生まれの神奈川県出身。學生時代は空手等の日本武術(shù)を?qū)Wび、2000年に胃がんを患い、胃の5分の4を切除。體力面でこれら武術(shù)の継続が困難な折に、河南省洛陽で師となる鄭旭東氏との知遇を得て伝統(tǒng)派の陳氏太極拳に出會い、その指導の元で修練を積むとともに身體の健康を回復。上海に拠點を移した現(xiàn)在は、太極拳、太極槍、養(yǎng)生に精通した伝人として、上海を中心に日本にも支部を置き活動する陳氏太極拳養(yǎng)芯會の指導に當たっている。
世界的にも有名な名人たちと肩を並べる地位に就くことになった同氏は、今回の儀式に當たり「さまざまな縁と機會を通じ第11代伝人を授けていただけることになりました。外國人の伝人として最も古い地位でもあり、光栄に感じるとともにとても緊張する思いです。この『拝師の儀』に參加するということは、當會の活動が陳氏太極拳の正流として認められ、さまざまな責任を受け継ぐ立場になったということで、一同気持ちを新たにしました」と、コメントしている。
風水師立ち會いの元に古式にのっとり行われた「拝師の儀」へは同氏のみならず、同氏が指導する養(yǎng)芯會から日本人生徒が約15人、同會の上位団體にあたる鄭旭東一門と併せ総勢20人余りが參加した。この儀式を通じて伝統(tǒng)文化を継承する立場となった同會は、太極拳を中心に伝統(tǒng)文化を通じて日中の架け橋となるよう活動の幅を広げている。(取材?執(zhí)筆/KT)
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